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地元ありがたや

僕は東京出身ですが、ここ十数年は宮崎県に住んでいます。宮崎は街がコンパクトで非常に住みやすい土地です。家のすぐ近くに映画館やスタバ、お店がたくさんありますし、海や山も近く、すぐに自然を満喫できます。東京は便利ですが、みんながみんな都心に住めるわけではないですからね。

宮崎に住んで実感したのは、住んでいる人の郷土愛です。地元宮崎を愛している人がとても多いです。口では「宮崎はなんにもないっしょ?」と言う人はいますが、宮崎の良い点を挙げるとみなさん嬉しそうに「こんなところもあるんですよ」と宮崎の見どころを教えてくれます。

宮崎の人は、他の地域から引っ越して宮崎に住んでいる人にも温かく接してくれます。ローカルの新聞やテレビには、宮崎出身の人、宮崎在住の人がよく取り上げられています。相撲の本場所があるときは、横綱ではなく宮崎出身の力士の勝敗がNHKニュースで報道されます。
宮崎に限らず、他の地方も同じような感じかもしれませんが。

10月5日に発売された僕の著作「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」も、宮崎在住小説家としてかなり大きな売り場を確保してくれている書店さんがあります。

こちらは宮崎駅すぐ近くにある「紀伊国屋書店アミュプラザみやざき店」様のポストです。エスカレーターを上った正面の最も目立つ場所に展開してくれています。本当にありがたいことです。

宮崎在住ということで、ここまでしてくれる書店員の皆様には感謝しかありません。ありがたや。


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