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〜ルアンパパーンへの道中〜

皆さま、お久しぶりです。もうこっちにきて10週間が経とうとしています。僕は現在、街全体が世界遺産のラオス🇱🇦ルアンパパーンに来ています。
メコン川という大河に沿って彩られた街並みはとても美しく、静かで情趣的で、とても好きな街の一つになりつつあります。
 今日は、首都ヴィエンチャンからルアンパパーンまでの移動手段として用いたバンのお話をしていこうと思う。

 珍しく朝の6時に起きて首都ヴィエンチャンでお世話になった家族に別れを告げ、LOCA(ラオスのUberみたいな配車アプリ)でタクシーを呼んでヴィエンチャンのバス停(Vientiane Norhtan Bus Stop)に向かう。
出発時間の20分前にバス停に着いたのはいいもののの、今まで使ってきたバス停とは違いこのバス停にはWi-Fiがなかった。(また今度、理由を説明するが僕はこの旅をアナログで楽しみたく途中からSIMカードを買うのをやめた。Wi-Fi環境下以外ではスマホは全く使えないため、地球の歩き方やツーリストセンターでもらった地図、手書きの地図を用いて旅を続けている。)
 どーしよ、、、。メールに添付されてるPDF(チケット)が開けない。それを見せない限り、カウンターでチケットを発券してくれないので本当に焦った。刻一刻と出発時間が迫ってきている中、購入記録やレシートをどうにか見せながら説得を試みた。ただ、他の東南アジアの国と比べて観光客がまだ戻ってきていないここラオスは本当に英語が通じない。英語を話せる人が本当に少ないのだ。ユースホステルの受付の人でさえ英語が得意ではなさそうと感じている。もちろんラオス語を喋れない自分はどうにか身振り手振り8割、英語2割くらいで押し切った。その結果、なんとかチケットを受け取ることができた。この時は本当に安堵して、ちゃんとPDFをダウンロードしておくべきだったと自分の準備不足さを憂いた。

 8:30、出発の時間である。今回ルアンパパーン行きで取ったのは320,000Kip(2,500円)のバン。予定では8:30〜16:00着。長旅であるとはいえ、こっちにきて相当な数のバスや鉄道、バンを乗ってきたのでいつも通り寝てれば着くだろうと思っていた。これが慢心だった。
 トランクにバックパックを詰め込もうとするもここじゃないと上から声が聞こえた。バンの上に人が立っていてそこから僕に荷物を渡せと話しかけていたのだ。
 まじかよ、、、。荷物上に載せんの?落ちない?
不安で仕方がなかったがまあなんとかなるだろうと思い、預ける。なんとなく、すごい旅になる気がするとこの時から感じていた。

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