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No.65所感=^_^= 読書感想文を楽しもう「自分語り」のススメ

長い夏休み、半分が過ぎようとしています。
昨年の今頃、夏休みの親御さんへの応援記事を書いていました。

今回と次回は、読書感想文の宿題に悩む親御さんへの応援記事です。
少しでも参考になれば幸いです。



熟成下書き

実はこの記事、1年前にみゃー先生の記事を受けて、私の考えを書こうと思ったのですが、それが夏休みが終わる寸前だったので、投稿するのを見送っていました。

先日、下書きを整理していたところ、発見したので、まだ、夏休みが半分残っている今のうちに、発信することにしました。


読書感想文は書かねばならぬ?

夏休み、子供たち&親御さんを悩ませる、読書感想文。
どうして、夏休みに読書感想文を書かねばならないんでしょうね。

それは・・・

毎年、夏休み明けに、読書感想文コンクールがあるから!
では、ないはず・・・。

最初は、きっと、
「夏休みというまとまった時間が取れる時に、本をたくさん読みましょう。」
という趣旨から。
そして、おそらく、
「せっかく本をたくさん読んだなら、何か子供たちの励みになるようなイベントがあったらいいのでは?」
と、読書感想文コンクールが70年前に始まったのだと思うのです。

それが、いつの頃からか、夏休みの宿題として、「書かねばならぬ!」になり、皆さんがたいへんな思いをしているのだと思うのです。

そして、みゃー先生が見つけてきてくれたのが、この方↓↓↓

この、望月さんの記事、読みやすいので是非読んでください。


望月さんの考え方に、賛成!

私は、小学生の頃、作文が全然書けませんでした。
日記は、毎日書いていました。
でも、作文で「3枚以上」とか決められると、途端にやる気が失せるのです。
別に書きたいことなんかないし、「ふくらませて」って言われたって、風船じゃあるまいし。
会話したことを思い出して入れてって、確かに会話を入れると、行数稼ぎにはなるよね。
3枚埋まるけど、面白くないでしょこの作文。
何のために書くの?
という、面倒くさい子供でした。

ところが、中学2年生の時に、急に作文が書けるようになりました。
何か指導があったわけでないと思うのですが、誰かのエッセイを読んだのかもしれません。
「自分の考えを思うがままに書けばいいんだ」ということに気づきました。
そう考えれば、何についてだって書くことができるのです。
例えば、「白飯」。「白飯」について、原稿用紙5枚書けと言われたら、白飯に纏わるエピソードなどを交えながら、自分の白飯に対する思いをいくらでも書くことができるわけです。(例がイマイチでしたね( ´∀` )

そして、同じく中学2年生の時に、同じ考え方で、読書感想文も急に書けるようになりました。
本のあらすじや感想を書いて、本を紹介するのではなく、本を通して自分を語ればいいということに気付きました。

それからは、書くことが苦にならなくなりました。(うまい、下手は別にして…)

教員になってからは、子供たちにもそうやって指導してきました。
教員3年目のときに、読書感想文の書き方を個人研究して、研究発表をしました。
で、結論。
書ける子は書ける、書けない子は書けない。

最初はテンプレートも大切だと思うし、書けない子は無理にたくさん書かなくても、いいと思います。
一律に結果を求める大人(指導者)が間違っていると思うのです。

今はできなくても、書き方さえ知っていれば、ある日気づいてできるようになるかもしれないし、一生できないかもしれないけど、それは、ありとあらゆる学習に、得手、不得手があるのと同じだと思うのです。

そもそも、家庭に丸投げしてはいけない

1学期のうちに感想文の書き方を指導したのであれば、夏休みの宿題にしてもよいと思います。
指導をしないで、「読書感想文=夏休みの宿題」は、いかがなものでしょうか。
指導をしていないのであれば、「読書感想文を書くための本を、夏休みのうちに選んでおく」
そして、2学期にきちんと指導をして書かせる。
これが正解。

または、低学年で、なかなか文章そのものを書くのが難しい場合、「書きたい人だけ書いてくる」という選択肢の一つにすればよいと思います。
他の学年でも、書き方の指導をしていないのであれば、選択肢の一つがいいと思います。

言いたいことはいろいろありますが、読書感想文を夏休みに一律に取り組むことの是非について論じるのは、ここまでにして。
ここからは、どうせ書くなら楽しみましょう!という提案です。

キーワードは、ポジティブシンキングです。

長くなったので、続きは明日=^_^=
(えー、ここで引っ張る?!)


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