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ちいさな詩 / petit poetica

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7行に満たない詩をあつめ、 新旧とりまぜマトメていきます. .。+ °
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おぼろたんぽぽ

おぼろたんぽぽ

ほ ん わ か ま あ る い

お ぼ ろ た ん ぽ ぽ

綿 毛 の 月 ょ

ちいさな詩by...ayo十ami

. ・ ° ・ 。. ・ ° ・ 。. ・ ° ・ 。

〜 随 想 百 感 〜

夜道に明るむ道路灯

人っ気の少なくなる時間帯には、
なるべく安全に歩くための
よすがとなりますね。

街の灯から離れるほど

胸中へ気体のように広がってくる
そこはかとない不安感そして
身辺

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所帯

所帯

ゆきひら鍋に
ころんこ たまご ろっこ
あぶく ぷくぷく 湯玉はぢける

こよなく
いとしい所帯だわ
お家のなか お台所 帰宅を待つ

ちいさな詩by...ayo十ami

〜 言の葉想 〜

「 所帯 」

寝食を共にし、
生計を支えあい、
悲喜こもごもを一緒に
分かちあって暮らしあう。

大事な人のいるところ

" 家庭 "と言うよりも生活の匂いがする、
渋く現実味の濃いこの言葉に
営みの温か

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