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山梨県 富士橋~伊勢湾台風での流出と復旧~新旧構造の違い、そして撤去を待つ姿(山梨県県道4号 市川三郷富士川線)
山梨県を流れる富士川は甲府盆地の南部から左岸・右岸とも山に挟まれ、静岡県へと流れていきます。逆三角形の形をした甲府盆地の下の頂点あたりにあるのが富士橋です。土木学会の歴史的鋼橋検索にも情報があります。
架け替えとのことで、すでに新しい橋が通行できるようになっていて、旧橋の橋面関係は撤去されていました。
3連の下路式単純曲弦ワーレントラス橋で昭和25年(1950年)に竣工とのこと。リベット接
山梨県 万栄橋~S57台風後の復旧での新旧トラスが並ぶ(国道469号 山梨県南部町)
山梨県南部町で富士川の対岸をつないでいるのが万栄橋です。一つ上流の橋が富栄橋は富河村と栄村、こちらは万沢村と栄村をつなぐことが由来で万栄橋ということのようです。富士川は甲府盆地内ではおそらく川幅が500mくらいあるのですが、盆地南部から静岡に抜けるあたりまでは狭くなっているようです。さらに支流から流れ込んでいるので、S57年の台風での水害は大きかったのでしょう。
左岸側から見ると、最初に鈑桁(
長野県 鬼淵鉄橋〜国産最古のトラス橋 を拝見(県道上松南木曽線 長野県上松町)
木曽福島あたりから国道19号を南下していくと、上松町に入ります。そしてお目当ての鬼淵鉄橋を見学しました。
大正3年竣工の日本の国産最古のトラス橋で森林鉄道の橋とのこと。
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/press/kikaku/pdf/kiso_rintetsu.pdf
新しい車道橋が通っていて、鬼淵鉄橋は歩道橋になっているのかな?と思いつつ近づいて
富山県 平橋でトラスのど真ん中を歩く(国道156号 南砺市)
桁下を歩けるシリーズが組めるほど持ちネタは多くありませんが、天龍峡大橋に続いて。
上路トラスの上下弦材の間に歩道があります。検査路ではありません(もちろん検査路の役目も果たします)歩道橋を並行させて設置するケースは多々ありますが、スパンが長い場合にはこのアイディアもありだな、と感心して見ていました。建設当時には設置されていなかったようです。
国道156号は白川郷から五箇の地域を抜けて富山市内
栃木県 渡良瀬橋(下路トラス橋)を拝見(県道5号線)
年代によっては、歌でこの橋をご存じの方も多いでしょう。
歌詞の情景にはまったくそぐわないブログなので、技術系の方以外は読まずにほかのページに移っていただくことをお勧めします。時として技術的な話を持ち出すと雰囲気が壊れるんです。(言い方の問題も大きいかも)
さて、本題に。
耐震補強を拝見と思いつつ、正直なところとしては、近寄ってみるまでは補強されているとは思えないようなすっきりとした印象でし