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【讃美歌とクラシック⑦】讃美歌320番(旧)シンセサイザー

マルティン☆ティモリ
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文語調の味わい深い歌詞と8分の6拍子のゆりかごに揺られているような安らかで優しいメロディ。数多ある讃美歌の中でも5本の指に入るくらいに好きな曲です。特に第二節(2番)の歌詞はこの世に生きる事の惨めさ、淋しさを歌っているようで、読むだけで涙が出そうになります。
ご存知のようにたくさんの映画やアニメの1シーンに使われていますが、クラシック音楽ではアメリカ近代の作曲家、チャールズ・アイヴスが交響曲第4番の第四楽章に使用しています。
オーケストラの奏でる不協和音とごった煮のような響きの中、合唱が遠い天からの呼び掛けのように、このメロディ(そのままではないけれど)を静かに歌って交響曲が閉じられます。クリスチャンだったアイヴスはきっとこの讃美歌をとても愛していたに違いありません(^^)

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