マルティン☆ティモリ

マルティンと呼んで下さい。 音楽と宇宙と謎が好きです。 どうぞよろしくお願いします…

マルティン☆ティモリ

マルティンと呼んで下さい。 音楽と宇宙と謎が好きです。 どうぞよろしくお願いします(^^) 天文宇宙検定2級・理科検定準1級。自伝風哲学風味の長編小説「神様all light」をアメーバブログ(ameblo)にて連載中→ https://ameblo.jp/mrtntmr/

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クイズ付き連作短編小説四部作(3)「He is 魚類」

※小説の途中に「読者への質問」が挿入されます。  こんにちは、今回は6500字です。  僕は自分の創作の中でこの話が一番好きです。  よろしかったら《あとがき》で、またお会いしましょう。 クイズ付き小説「He is 魚類!」       マルティン☆ティモリ作  僕は訊く。  「それで、彼って一体何ていう名の魚なの?」  「そう、彼はね…」  言い掛けてカズヨさんは、何故か英語で言い直した。  「He is …」    ☆  ☆  ☆  穏やかな春の日の

    • 短編小説「サクラ、なぜ咲くの?」

       桜の季節は過ぎたけれど出しておきます。   何年か前にamebloに書いたもの。ほんのりGL風味ありですが閲覧注意というほどでもない。桜に関するお伽噺みたいなもの。 (7000字くらい)  マルティン☆ティモリ作 短篇小説「サクラ、なぜ咲くの?」  これは銀河系の一角、太陽系という恒星系に属する「地球」と呼ばれる惑星でのお話です。  …地球でのお話?そんなの普通じゃん。  ええ、その通り。でも、ここでいう「地球」は、リアルの地球とはたったひとつだけ違っている点

      • SLIM、月面着陸成功!

        • 今夜、月探査機SLIM月面へ!

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        クイズ付き連作短編小説四部作(3)「He is 魚類」

          何故だかちょっと全制覇癖。

           今回もまたまた自分語りに励みたいと思います(^^)。  さて、僕には全制覇癖といったようなものがありまして本日はそのお話。  全制覇癖とは?はい、それはある作家(や作曲家)などの作品を一度好きになってしまうと最早そのすべての作品に接せずにはいられなくなってしまうというものであります。そんなの多かれ少なかれ誰でもそうだよと言われれば全くその通り。それに僕が他の人達と比べて病的にそういう傾向が強いというわけでもなく、ちょっと強いかなといった程度のものなんですけど、ま、宜しか

          何故だかちょっと全制覇癖。

          なんちゃって理系とは!?

           またまた自己紹介風の事を書いてしまいそう。ま、小説とかだと準備が必要で時間が掛かるから中々おいそれとは投稿出来ないし、日常の話題などあまり書きたくないし、にもかかわらず何故だか自分語りは好きだし、ということで読んで下さる方がいらっしゃるかどうかはわかりませんが、取り敢えず書いてみることにします。  (僕は時々他の方のコメント欄で自分を語ってしまうなんていう悪癖あったりするので(きっとここで頷いてる方が複数居られそう(^^;;))自重するためにもこうやって自分のnoteを使っ

          なんちゃって理系とは!?

          何故クイズ付き小説を書くのか?

           何かすごい動機があるのではないかと思わせる題名ですね、全然違うんです。でも一度その理由を聞いて欲しかったから書いておきます。  まず何故「小説」を書くのか?それは文章を書くのがものすごく好きだからです。何か書きたくてたまらないテーマがあるわけでもないし仮にあってもそのテーマを小説として上手く表現し掘り下げるだけの力量もない。でも文章は書き続けたい。  高校生の時、夏休みの宿題の作文を国語の先生がわざわざ選んでみんなの前で読んでくれた。クラスのみんなが部分部分で何度も爆笑し

          何故クイズ付き小説を書くのか?

          クイズ付き小説「魔女のたっきゅうびん」

           [ガールフレンドのケイちゃんに「魔女に会いに行くから一緒についてきて」と頼まれたコジマくん。ハロウィンの夜、はてさて二人の身に一体何が起こるのか?] 『まえがき』  大山鳴動ネズミ一匹!すみません、最初にお断りしておきます。全部で約9000字。でも、騙されてはなりません。これだけ長い小説でありながら中身はただの「なぞなぞ」です(推理小説ですらありません)。内容の割に長いので読んでくださる皆様には申し訳なく、余程お暇なときに、しかも何でもいいから活字が読みたくて読みたくて

          クイズ付き小説「魔女のたっきゅうびん」

          恋はニュートンのリンゴ

          みどく‥見得‥未読!!! 昨日、書店でマンガを衝動買いしてしまいました。 マンガといっても文庫の古典、僕はン十年来の大島弓子さんのファンなのです。作品は大半を読破。ただ有名なもの以外は内容もかなり忘れているから、多分既読だろうけれど久しぶりにあの独特な世界に浸りたいなと思って懐かしい気持ちから購入したのでした。 ところが‥な,な,何と、この短編集の中に未読の作品が一編入っていたではありませんか!!! 僕の大島作品との出会いは高校生の頃、授業が休講になって暇を潰すために行っ

          恋はニュートンのリンゴ

          【讃美歌とクラシック⑦】讃美歌320番(旧)シンセサイザー

          文語調の味わい深い歌詞と8分の6拍子のゆりかごに揺られているような安らかで優しいメロディ。数多ある讃美歌の中でも5本の指に入るくらいに好きな曲です。特に第二節(2番)の歌詞はこの世に生きる事の惨めさ、淋しさを歌っているようで、読むだけで涙が出そうになります。 ご存知のようにたくさんの映画やアニメの1シーンに使われていますが、クラシック音楽ではアメリカ近代の作曲家、チャールズ・アイヴスが交響曲第4番の第四楽章に使用しています。 オーケストラの奏でる不協和音とごった煮のような響きの中、合唱が遠い天からの呼び掛けのように、このメロディ(そのままではないけれど)を静かに歌って交響曲が閉じられます。クリスチャンだったアイヴスはきっとこの讃美歌をとても愛していたに違いありません(^^)

          【讃美歌とクラシック⑦】讃美歌320番(旧)シンセサイザー

          【讃美歌とクラシック⑦】讃美歌320番(旧)シンセサイザー

          クイズ付き連作短編小説4部作(創作大賞参加のため再掲)

          今日で締め切りのようなので念のため4作をまとめておきます(計約40000字)。 〈あらすじ〉4つの話の内容や登場人物は共通していませんが、途中に「読者への質問」が挿入されます。ただし飽くまで小説として読んで頂く事に主眼を置いており、真相を見つけてもらうクイズそのものに重きを置いているわけではありません。だから「読者への挑戦」ではなく「読者への質問」としています。「クイズ小説」ではなく「クイズ付き小説」です。 四篇とも小説の最後には落語的なオチがついています。 第一話、語り

          クイズ付き連作短編小説4部作(創作大賞参加のため再掲)

          クイズ付き連作短編小説四部作(4)「わたしの《彼》はハ長調」

          ※小説の途中に「読者への質問」が挿入されます。 5年ほど前に書いたものです。 題名はラブコメ少女漫画風ですが、その中身はといえば老年恋愛SF(?)小説という代物。題名もクイズのヒントになっています(でもたったこれだけのヒントで正解できれば凄いレヴェル!?) そして長い(11,000字くらい)。よほど暇で何も読むものがなくて、でも何か読みたいなみたいな時に読んでいただければ嬉しいです(^^)  「わたしの《彼》はハ長調」      マルティン☆ティモリ作  【登場人物】

          クイズ付き連作短編小説四部作(4)「わたしの《彼》はハ長調」

          天文宇宙検定一級、今回で4回目となる受検をしてきました。結果はどう贔屓目に見ても来年の5回目挑戦が確定的です(^◇^;) 野球並みに9回位でケリをつけたいなと思っています(^_^)

          天文宇宙検定一級、今回で4回目となる受検をしてきました。結果はどう贔屓目に見ても来年の5回目挑戦が確定的です(^◇^;) 野球並みに9回位でケリをつけたいなと思っています(^_^)

          【讃美歌とクラシック⑥】讃美歌194番(旧)シンセサイザー

          年齢を重ねる毎に、ハイドンの音楽が好きでたまらなくなってきました。 この讃美歌はハイドンの弦楽四重奏曲第77番「皇帝」の第二楽章、変奏曲のメロディから取られています。 メロディ自体は以前にハイドンが皇帝讃歌として作曲したもの(現在のドイツ国歌)で、もとが歌曲なだけに讃美歌として歌っても全く違和感はありません。神さまと繋がっている事の安らぎを歌った歌詞がついています。 でも、僕は、やはりこの曲は歌詞なしの弦楽四重奏で聴くのが好きです。それは、歌詞という制限なしに音楽だけを聴いて、このメロディが持っている子守歌のような安らかさに包まれていたいからです。

          【讃美歌とクラシック⑥】讃美歌194番(旧)シンセサイザー

          【讃美歌とクラシック⑥】讃美歌194番(旧)シンセサイザー