現地での気晴らし

2024年4月10日 05:07

いくら私だって気晴らしもせずに仕事ばっかりやっていても、もちません！
たまには気晴らしに出かけたものです。

そんな気晴らしとは、釣りでした。

ここはパンタナルの大湿地帯のはじまりであり、
ラプラタ川の上流域でもありました。

ラ・プラタすなわち銀
スペイン統治時代、銀を運んでいたからこう名付けられた川

よく釣れるのは、やはりピラニア！　

現地の言葉　ピラ＝魚　ニア＝歯が鋭い　そのまんまです。

これは結局なんにでも喰らいついてきます。
特に干し肉の小さく切ったものを針にちょっとかけて投げると、
入れ食いで釣れる魚です。

えっ！　おそろしいって？　
　
恐ろしい魚のイメージですが、ピラニアが沢山釣れる所で泳いでも
全く襲われたりしません！

気をつけないといけないのは、
怪我をしてたりヒルに地を吸われてたりしてして血が出てないことです。
　
血が出ていたら,やはり襲われる危険性があります。

釣りをしてても別に全く釣れなくても良いんです♪　

川の周辺には、カピパラ・コンゴウインコ・オオハシ・ワニ
アルマジロ・南米のダチョウ・大きなヘビ（ボア）など、
たくさんの動物を見ることができます。

ジャガー（ヒョウ）やボアにあったらいやですけど・・・・・。

特にコンゴウインコやオオハシ・ハチドリは、色とりどりで、
宝石のようでとても美しく、時間が経つのも忘れてしまいます。

釣れるものはこれだけでなく、スルビ（キャットフィッシュ）
ドラド・パク（ピラニアに似てるが大きさが35～70ｃｍの草食）などが
主に釣れます。

　
ほかにもわからないのがいっぱいありますが・・・。

とにかく釣れれば持って帰って食べることにしております。

炭火で、レモンやグレープフルーツなどを絞って、
塩・にんにく・ハーブを入れて焼くだけ！　
　
実にシンプルですが、これが最高に旨いんです！

私の住んでいる村では、肉は貴重品なので、めったに口に出来ません。
　
たまの動物性タンパクですから、焼いてますと
どこからともなく村人があらわれてきて、みんなで食べることになります。

釣りに行けば、沢山釣れますから
みんなの分も全然心配しないでいいのです。
　
むしろ自然の恩恵を皆で分かち合うことの方が、
よっぽど楽しくてうれしいものです。

このような形で日頃の疲れやストレスを解消しているのでした。

続きは次回

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