浪費は神への冒涜だ！　by司祭

彼らの浪費を改善させる方法として、
私は具体的作戦に出ることにしました。　

パラグアイでは９０％以上が敬謙なカトリック教徒です。
いつも困った時祈りに行ったり、上手くいったとき祈りに行ってました。

その信心深い彼らを逆手にとり、教会の司祭にたまごバブルを話して、
浪費を改善するようにお話出来ないかお願いしました。

司祭とわたし

司祭は、快く応じてくれました。

日曜礼拝の時　司祭は村人へ言います。

この村で作っている野菜や果物も市場へ持っていけば、
たまごブランドが定着しているのだから必ず売れます。

コンセプシオンの市場にここの村の直販所を作りましょう。
あなたたちがうまくいったのは神のご加護によるものです。

それなのに朽ち果てようとしている教会の修繕をしようともしてません。
しかも、たたただ浪費を行っています。

困った時だけ教会で神に祈り、自らは浪費を行い改善しないのは
神への冒涜ではありませんか？

作戦は大成功です！

異論を出しようのない事だったのでうまくいきました。

1件当たり月30,000グアラニーずつ、
合計150,000グアラニーを蓄えることにして、

まず教会の修繕から始めて、次に学校・直販所と作っていったことは
いうまでもありません。

教会を新設

もちろん、教会への寄進も！

メルカド（市場）の場所代は、以前は高くって手が出ませんでしたが、
今なら全然余裕で買えました。

自分達の村で作った野菜や果物も、ここを拠点に確実に売れるのです。

直販所を確保

直販所での仕事は、村の女性の方々の新たな就業機会とさらなる売上を
生み出すこととなりました。

貯蓄をすることにも興味が出始め、ますます村は潤っていきました。

しかしまさかこの時の貯金で、村のピンチを救うことになることは、
誰も予想しておりませんでした。

続きは次回

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