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神のいたずら?井戸が枯れた!

今から30年以上前 南米パラグアイ

儲けのうち少しずつを学校や教会の改修などに使ったり、
貯蓄を始め、村は潤いました。

今回は貯蓄しててよかったという事態が、
本当に起こってしまったお話です。

それは全てが順風満帆で、
村人達も私もそれは充実した毎日を送っていたある日のことでした。


朝になって井戸の水を汲み上げるため、自転車に乗った子供が叫びました。

「水が全然ない!」

みんな冗談だろうと思って笑いながら井戸に行きますと、
本当に全くありません!

昨日まで、井戸にはキラキラと水が光って沢山の水があったのに、
こつぜんと消えてしまったのです!

あまりの事の重大性に、1人が井戸の底に入って確認しますと、
やっぱり一滴の水もなく、それは突然消えておりました!

まさに神のいたずらとしか考えられませんでした。


急遽、水を確保する者(生活・鶏の飲み水)と
井戸を復旧するものに別れて、作業にとりかかることになりました。

井戸復旧班たちは、頑張って1週間掘り続けましたが、
掘ってもほとんど水が出ません!

まさに最悪の緊急事態です!

生活レベルって怖いですね!


いったん生活レベルが上がってそれに慣れてしまうと、
もう水溜りの水が飲めなくなったり、
馬車で隣村の井戸へ水をとりに行くことが苦痛に感じたりで、

なかなかもとの生活レベルに戻ることは出来なくなります。

昔はこんなこと当たり前だったのに、
井戸を新たに掘るにしても掘り続けるにしても、

鶏の世話や市場へも行かないわけには行きませんし、
話し合いをすることにしました。

続きは次回



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