人生をかけて夢中になれるものは何か？
今から30年ほど前のお話
協力隊に参加することが目標だった私は、
帰国してからは、目標を失くし,ひたすら怠惰な日々を過ごしていました。
人生をかけて夢中になれるものは何か？
ただそれだけを考えておりました。
しかしながら、目標を達成してしまったこと南米で全力を出し切ったことでそれ以上の魅力あることを探し出すことは容易ではなく、
脱け殻のようになっておりました。
復学した大学へもほとんど行かず、何もする気力すら湧かず
ただ時間を過ごす怠惰な毎日。
朝昼が逆転して寝て過ごしたり、とにかく何もしない毎日。
そんな毎日が嫌になりながらも、ただひたすら何もしませんでした。
燃え尽き症候群というのでしょうか?
何もする気が起きなかったのです。
ただただ毎日 人生をかけて夢中になれるものは何か？
ただそれだけを考えておりました。
どれだけ怠惰な生活を過ごしたでしょう？
ある日のことでした。
何気なく見ていたテレビで放映されてた「大草原の小さな家」
自然に感動で涙が溢れ、食い入って見ている自分に気がついたのです。
感動がよみがえり、気がついたのです。
人生をかけて夢中になれるもの
その何か？が、見つかったのです。
「いつか、自分の農場を持とう！」
農場を持つためにはお金を貯めなきゃ!
将来農場で作ったものを売るためには、営業力もつける必要があるな!
そう思った私は、飛び込みセールスマンとして就職しました。
全ては将来、自分の農場を持つために！
しかしながら、世の中そんなに甘くはありません！
ここから息つく暇も無い、怒涛の数年間が始まるのでした！
続きは次回
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