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「ひとはひと」分かっちゃいるけど簡単じゃない
大好きな妹を、この先もずっと大好きでいる為に出来る事は何だろう。
私は4年前、強迫症になって会社を辞めてアルバイトになった。一人暮らしも諦めて、出会いにも後ろ向きになった。
そして、妹がもうすぐ実家を出る。
その日私は、笑顔になれるだろうか。何て声を掛けられるだろうか。
32年の内の27年間を一緒に暮らしてきた妹。
10年前、私の誕生日にくれた写真たてには、私と妹が一緒に映った何枚かの写真が飾
私はワタシで堂々と生きさせて頂くんで
強迫性障害になって約4年がたつだろうか。私の場合は、加害強迫が主な症状だ。
自分の言動が誰かに危害を与えてないか、という強迫観念にとらわれて、不要な確認を何度も繰り返してしまう。とにかく自分の中でスッキリするまでやめられない。もう止めたいと思っていながらも、不安に駆られて確認が止められない。
確認行為をする様子を他人に見られるのは恥ずかしいので、人目を気にして不安と戦う日々だ。
はたから見た私は、
西 加奈子さんの『くもをさがす』を読んでみた
小説家の西 加奈子さんがカナダでがんの告知を受けて、がんの治療を受けた。
そしてがんに罹患しながらも、がんを恨むことなく、「どんな自分も愛する」という西 加奈子さんの強さは心に響いた。
「もしがんになってしまったのなら、それはもう、そういうことだったのだ。誰にも起こる事が、たまたま自分に起こったのだ。」(本文より)
この一文が私の心を確実に軽くしたし、自分の身に起きている現実を受け入れる勇気をくれ