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男子校にも吹奏楽部があるんだよ#3 一口ちょうだいは厳しいです

トランペット吹きの休日

タイトルに曲名を入れてみました。吹奏楽のお話っぽくなりますね。吹奏楽の曲はほとんど覚えてはいないので、曲名をタイトルにするのは滅多に無いでしょう。

私が吹奏楽部に入るまでの話の続きです。吹奏楽部の体験に行った後、私は和太鼓部に入ろうと思っていました。和太鼓なら叩くだけで簡単そうだし、唾液問題も無いので良いです。

ところで唾液問題って吹奏楽部の活動に常にある吹奏楽部の隠れた闇だと思うんです。楽器から出てくる液体は確実に唾だし、楽器の調整を見たりでとか、持ち替えとかで、回し吹きなんかも普通にあります。回し吹きは男子校だけなのでしょうか。前に吹いた人のぬくもりが残ってる感じ最悪です。
私は吹奏楽部に入るまで親の食べかけとかも絶対に食べたくない人でした。でも吹奏楽に入ってそうも言ってられなくなり、次第に慣れていきました。
学生生活では"一口ちょうだい!"等、人の唾液を取り込む機会は多いので、
ここで慣れておいてよかったかなとも思ってもいます。まあ今でも嫌は嫌なので、今はコロナで一口ちょうだいを断りやすくなって助かっていたりします。

すみません。変な問題提起をしてデリケートなコロナの話題にまで話が及んでしまいました。

話を唾液問題を避けて和太鼓部に入ろうと思ったところに戻しましょう。
入学した時に各部活の紹介プリントが配られていて、そこに和太鼓部がありました。練習日が週に一回っていうのも魅力的。和太鼓部の顧問が音楽の先生だったので、音楽の授業が終わった後に話しかけました。ではこのブログ初の会話パート行ってみましょう。音楽の先生は女性で名前は中川亜美。スタイルの良い美人な先生です。
あ、私は安西って言います。安西礼司です。読者の皆さんすみません。名前言ってなかったですね。では気を取り直して会話パートどうぞ。

安西「あの、」
中川「ああ、どうしたの?」
安西「音楽部に興味があって。」

はい。一旦解説を入れまーす。まず中学一年生の頃の私はぽっちゃりとしていて可愛く、声も高くて可愛いです。おまんじゅうが高い声でしゃべってると思ってもらえれば良いです。そして滅茶苦茶人見知りです。なので口数が少ないです。そして音楽部に興味があると言っています。音楽部とは何か?プリントには音楽部和太鼓と書いてあったので、そう言いました。では続きをどうぞ。

中川「ああ!そうなんだ!授業中もよく歌ってたもんね。」
安西「はい。」
中川「今日の放課後練習あるから、この音楽室においで。」
安西「はい。」

いかがでしょうか。思い返してみると私は吹奏楽部に入って、先輩方にしごかれるまで、とくに話すことも出来ず、返せる言葉と言えば"はい"くらいだでした。しごかれるとか書いてますが、本当にしごかれたのかはこうご期待。

まあという訳で和太鼓部の見学のアポを取り付けた私は、
その日のやるべきことは終わって満足した気持ちで昼休みに自席で、
一人で弁当を食べてぼーっとしていました。まだクラスにも友達はいません。
まだと言っても、もう5月なので入学して1か月は経っています。
学校の食堂にポテトが売っているらしく、クラスメイトはそれをみんなで買いに行ったり、買ってきたポテトを分け合って食べているのを羨ましく思っていました。私は見た目の通りポテトが好きです。
あの頃はまじでぼーっとしていました。あなたのクラスにもいなかったでしょうか?
昼休みに誰とも話さずにぼーっとしているもしくは寝てるふりしてるやつ。
それが私です。ただ、わたしはぽっちゃりとして可愛い。
今でも社外研修なんかだと、友達や知り合いのいない中の昼休みがありますが、今はスマホがあるからいくらでも時間を潰せて良いですよね。
そんな昼休みを過ごしつつ放課後がやってきたので、私は音楽室へ向かいました。

そろそろ一旦今回のブログは締めて、つづくにしたいのですが、
タイトルにしていたトランペット吹きの休日が関係するところまで話がいけていませんね。
でももうちょっと疲れたので今回はこれでおしまい。

つづく

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