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2.彼には彼女がいました

これを知ったことによって、失恋です。


わたしたちはそもそも付き合ってるとかではないし、
それはただの片思いが終わっただけ、という気もする。
そんな単純な話でもない気もする。


まず、「彼女がいないフリ」を徹底していた。
そして、わたしはもちろん
彼女がいる人として接していなかったし、
彼女がいたらしてはいけないこと、をしてきたと思う。
お互いフリーであれば、
シンプルに友だちとして楽しんでいたと言える、
少し恋愛未満のような会話や連絡頻度や遊び方。

彼女がいるとなると、話がちがうのでは??



そして、これを知ったとき
とてつもなくショックだった事実。
自分で思っていたよりも、好きだったことに気づいた。
残念でたまらないね。


そして。
この発覚の仕方がなかなか特殊ケースなのでは。

きっかけはSNS

いま彼はまた海外へ飛び立ったところ。
やりたいことのために、とても順調。
そのためのものすごい努力量も知ってるので、
いま得ている環境や身をおける状況は本当にすごい。
そこからの、活動を今後こうしていきたい、のために、
SNSでの発信に興味をもったのが約2週間前。
そこで、その領域であれば役に立てると奮起し
サポートをすることになった。

わたしの仕事はマーケティング寄りで
実務でも「メディア育成」に取り組んでいて、
各種SNSの特性やコミュニティの戦略などと
日々向き合っている。仕事、がんばってる!

元々SNSはそんなに得意ではなく、
個人アカウントは趣味ログと情報収集程度、
リアル友だちともあまりつながりたいとは思わず。
見すぎると影響受けてしまうし、ほどよい距離感希望。
ただ、トレンドをおさえていたいという意味で
各種アカウントを持ちだいたいの世界観を得てる。
そして仕事のために、
投稿の実験したり周辺情報をキャッチしたり、
セミナーを受けて専門的な知識や最先端なトピックも
入手するようにしてる。けっこうまじめ。


そこで、この知見をいかして、
彼がやりたいことをやるためのメディア戦略を立案。
もちろんヒアリングしながら一緒にだけど、
目的に沿って各メディアをどう使うか、
どうコミュニティ形成するか、
特性を鑑みた特徴付けとターゲット設定、
発信内容はどうするといいかについて。
とにかくメディアを育成し、コミュニティをもつことは
大きな資産になる。
平たく言うとフォロワー持ってることは、強い。

こんなかんじで、
かなりの文字量で細かくニュアンスを伝えて
手書きの企画素案シートも添えて
マーケティング視点からのサポート。

こんかいのビジネス、を見積もるとすると、
・戦略全体設計15万円
・アカウント設置2万円
・実働補助5日間5万円
・ライティング3万円
・ネタコンサル5万円/月額
ってとこ

4ヶ月(初月30万円+3ヶ月)プランで45万円が適正かな


あ、話それました。


わたし、すごく役立ったと思う。

はい、ここで、たぶん落とし穴。
役立つっていうのは、「機能」になってしまうので
友だちとしての「存在」の粋をこえてしまう。
ただの楽しいことから、便利になってしまう。
そこに、メリットの尺度ができてしまう。


きっと、人との関係でいちばん大事なのは
「役に立たなくてもいい」とおもえること。
何がいい、じゃなくって、
切り分けられないその人そのものをいいと思えること。


このわたしの便利さがどうなったかというと、
(ここからが本題)
SNSを共同編集することになった。

4種のメディアのアカウントのパスワードをもらった。
これは、とても信頼されていて嬉しい。
立ち上げを手伝い、投稿を一部代行。
クリエイティブもいくつか実験。調整。

こうして、議論と運営やりとりで
いつもよりも濃密過ぎる会話で過ごした1週間。
このうち一度、打ち合わせで半日面と向かって過ごす。
彼のパワー、行動力がものすごくって、
整備のスピードは2日間、その後順調に伸長。



そのひとつのInstagramにて。

(たぶん立ち上げ6日め?)
「彼女」がこちらのアカウントをタグ付けて投稿した。
内容は彼がSNSをはじめたということと、
飛び立ったということ、だったとおもう。
彼女だと理解するのに十分すぎる写真付き。

彼女アカウントは非公開だけど、
ログインしてるから見えてしまう。

頭が真っ白になって、心臓が破裂しそうになる。

あれ?あれれ??
かの、じょ?

そしてさらに目に飛び込んできた衝撃のワード。
友だちとのコメントで「もう3年、出会って4年だよ」てきな。

衝撃。
最初っから、いた。



ここに書くだけでも、思い出して本当にしんどい…
けど、書いて消化できそうな気がするから、書いてみる


そう、お察しのみなさん。
彼はこのnoteの世界にも生息しています。


※この失恋話の全貌公開中。
 マガジン「失恋ライフハック」へどうぞ~

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