見出し画像

注意したそばから、ミスをしてしまったら

ご経験があるかと思いますが、お子様が注意したそばから同じミスをしてしまう場合がありますよね。

そのときの大人の心理としては、

「聞いてなかったの?」

「だから言ったよね」

「何回同じ事を言わせるの?」

「どう伝えたら分かるの?」

「もう、知らない」

「勝手にすれば」

などと、言葉をかけたくなるかと思います。


日常生活でもよくありますよね?

イライラする気持ちもよくわかります。

私もそうです。


ただ、私がいつも気を付けていることは、

『ここが、踏ん張りどきだ』と心に言い聞かせている事です。


言ったすぐあとに、同じミスをするということは、

子供たちが、

●聞いているような姿勢を見せていても、頭の中は違う事を考えていた

●言った内容を理解していなかった

●注意や指摘されても、その前に何か問題があって、言葉を受け入れられる状態じゃなかった

●内容は理解していても、意識をしていなかったからできなかった

●内容は理解していても、違うことが頭の中に入ってきて、忘れてしまった

など、聞いた事を守れなかった理由があるはずだと考えています。



踏ん張りどころと思うことは、

そこで、できなかった理由を聞き出せるだけの大人の余裕があるかどうかだと思っています。


できなかったとき、今度は強めに注意をされると、失敗体験と感じてしまうことがほとんどです。

しかし、ここで、

「さっき、言ったのに、守れなかったのは、何か理由があるの?」

「理由があれば、言ってくれれば納得するよ」

と、再度質問できれば子供たちも、

理由を再認識でき、自分の足りなかった部分を意識することができます。


子供たちの多くは、この質問でだいたい、改善しようとします。(私の経験ですが、、)


ですから、大人の一回の我慢が、成長につながるかもしれませんので、

イライラするとは思いますが、一度深呼吸をして、質問してみてください。


改善できたり、何か次へつながるヒントがでてきたりする場合が多いと、経験から感じています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?