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生徒には知られたくない 教師のパワーワード活用術

あなたは…

『パワーワード』って…

知ってるのか?
知らないのか?

どっちなんだいっ!
パワーーーッ!
(なかやまきんに君さま。
 今日も素敵なインスタをチェックさせていただいています。
 最大のリスペクトと感謝を込めて
 『TTO』”徹底的にオマージュ”させていただいております。)


『パワーワード』
それは
「強いインパクトを放つ言葉」です。

「一度聞いたら頭から離れない言葉」
「ふとしたときに思い出してしまう言葉」
ってありますよね。

例えば

『筋肉は裏切らない』

初めて聞いた時、ハッとしました。

なるほど~。
人間関係に悩んでいる時とかに、
こんな言葉聞いたら、
とりあえず自分磨きやトレーニングして
キラキラ輝いてやろうじゃないの!
人間関係の運なんてそれから
いくらでもついてくるはず!
なんて一歩踏み出せそうな言葉ですよね。


あと、

『老後を支えるのは年金じゃない。筋力だ』

なんて。
これはケツメイシのライブでの
大蔵さんの言葉です。
会場が湧きました。

筋肉関係の言葉が続きましたが、

教員の世界で使われる
パワーワードってあるでしょうか。

私が働き初めのころは
みんなこぞって
金子みすゞさんの
『みんなちがって、みんないい。』
言ってたような。

みんな一人ひとり違っていいんだよ。
なんてね。

教師はみんな言ってたけど、
生徒に刺さっていたかは謎です。

あの頃、今よりももっと
校則もブラックだったし、
個性を認めるというより、
集団としての規律を大切にする
ということに重きが置かれていたので、
『個性が大事』といくら言葉で言っても、
『個性が大切にされている実感』は
きっとどの生徒にも学校の中では
得ることができなかったと思うんです。


心に刺さって、

いつまでも耳や頭から離れない、

自分の行動に変化を与えるような、

道しるべになったり、

心細いときにお守りになってくれるような

『パワーワード』

って
伝える人にとって、
伝えられる人にとって、
『ああ~なるほどー。
 うまいこというなー。』
なんて納得しあう時にパワーワード的に
発動するものだと思います。

タイミングが違えば
同じ言葉でも
風に溶けてどこかに流れてしまうこともあるし、

逆にタイミングがピタッとあえば
同じ言葉でも
パワーがブーストして
SNSでバズっちゃうこともあるかもしれません。

そんなことを考えていると
ふと思い出す言葉がいくつかあって、

noteに書いておきたいなと思います。

まず一つ目は、
大学時代、
大学の附属の小学校に教育実習に行ったとき。

一人暮らしをしていたのですが、
大学の方針?か何かで、
教育実習中は小学校の敷地横にあった寮で
寝泊りしないといけなくて、
さらに、
担当教官から半端ない課題が毎日出て、
教育実習1週目の寮で寝た睡眠時間、
1週間トータルで4時間。
(月0時間、火0時間、水2時間、木2時間、金曜はいったん自宅に帰って寝る→土日は指導案作って→日曜の夜に寮に戻る。みたいな)

今だったら絶対に許されない過酷さ。
(一人倒れて救急車で運ばれてた)

でも、なんとかこの教育実習を終わらせようと、
(だって教員免許とらないと卒業できない)
一緒に教育実習に行っていた仲間と言っていた言葉。

『教壇は舞台。私たちは女優よ。』

(笑)

睡眠不足でフラフラしながら、
授業の緊張に押しつぶされそうになりながら、
教壇(舞台)の上では
足ふんばって
『教師』を演じきったろうやないの!

なんて。

今でもその時の仲間と会うと、
ビール片手に
『教壇は舞台。私たちは女優よ。』
噴き出して笑っちゃいます。

教師として働いてて、
辛い時、体がキツイ時、
なんとなく思い出して、
踏ん張ってます。

生徒には知られたくないような
ふざけたような言葉だけど
私にとったら
『パワーワード』
になってるなって思います。

あの時の仲間たちにとっても
パワーになってるといいな。


あ、あともう一つ。
これは、ポジティブじゃなくて、
もしかすると、
ネガティブな方に発動する可能性があるかもしれない
ワードなのですが、

20代の頃、
私が体調を崩して、
(たぶん39℃くらいの熱があったと思います)
無理して職場に来た時、
大先輩に言っていただいた言葉です。

「あなたがいなくても職場はまわります」

という言葉。

先輩は、
私がいなくても大丈夫だから、
安心して休みなさいという意味で
言ってくださったと思います。

でも、とりようによったら
「あなたなんかいてもいなくても一緒」
みたいに…
とれなくもないこともないとしたらおまえは言うたと思うか?
(突然かまいたち)

言われて、
ガーン、えーん(つд⊂)エーン
って感じで、
早退して
家に帰って、
布団で寝ている時に
先輩の言葉が耳から離れなくて
グルグル考え続けて…

ピッ…カーン!
ひらめいたんです!

私がいなくても、
学校はまわるし、
今は休むことが私のすべきことだな!


これ、当たり前のことなんですが、
このころの私は
「休むことは悪。休むような人は社会人失格」
というような
マインドが根深くあったんです。


このひらめき(開き直り?)があってから
私は、
職場でも、
家庭でも、
『私じゃないと絶対ダメなことはない』
『誰かに頼ることは悪じゃない』
と思えるようになったと思います。

もし職場に
問題を抱え込んでしまったり、
体調を崩している人がいたら、

「あなたがいなくても職場はまわります」
は、ちょっとキツすぎるので…

「私にも力になれることがあります」
「仕事はチームでするものですよね☺」

なんてやんわりと伝えて、
その人を支えるパワーになるような
ワードを伝えていきたいなって
思います。


~今日の気ままにモネ川柳~

教員も トレーニングで 老後の貯筋


できたらなぁ。貯筋。
トレーニングにはげむためには
時間と心の余裕が必要ですね💦
自分の時間と心☺大切にしていきましょうね🌸





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