【四十にして区切らず】 感想:『役に立つ古典』 安田 登
感想孔子の論語には次のような有名な一説があります。
「子曰く、吾十五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る」
そのあとは60歳、70歳と続くのですが、それはさておき。
40を過ぎて早数年、四十にして惑わず、というのは全く同意できませんでした。
むしろ迷子状態でした。
いや、そもそも四十で惑わないなら、五十を待たず天命知ってるんじゃない?
完全に言い掛かりです。
しかし、この本で「四十にして区切らず」という解釈を知ったことで考え方が変わり