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【他人の行動を変えようとしたら大間違い】 感想:『人生が整う片づけの基本』 渡部 亜矢

はじめに

この本を私なりに簡単にまとめると

片付けでモノを捨てるときに 自分の価値観と向き合うことになります。
さらに自分の価値観と向き合う対象を時間の使い方や人間関係にまで広げて、人生を整えよう。

ということだと思います。


感想

家が片付くと心が片付く 的なことはよく言われますよね。
私も ハァ?何言ってんだ?と思っていましたが、転職して時間ができて家が徐々に片付いていくと、確かに心もスッキリしていくのです。
いったいどういう原理か と思って本を読んでみました。

日常生活では散らかった惨状を見るだけでイライラしていました。
休みの日に遊びにいくときも、本当は家を片付けなきゃいけないのに・・と思いながら出かけていました。
おそらく、こうした心理的なストレスを片付けによって発散できるんじゃないかなと予想しました。

『自分にとって、いつも何が大事で必要なのかを、モノだけでなく、時間の過ごし方、人間関係も含めて選んでいくことが、片付けです』

人生が整う片づけの基本

おそらくこの引用が作者の最も伝えたかった内容かでしょう。
単に片付けはモノだけにとどまらないんですね。
時間や人間関係までその考え方を広げるようです。


さて、では片付けの具体的な方法を学んでいきます。
まず最初に捨てるべきは「捨てる際の罪悪感」なんですって。

確かにそうですね。
まだ使えるな、とかもったいないなという意識は片付けるときにはすごく邪魔になってしまいます。
結果として全然片付かないという羽目に。。

そして、「大切な思い出のモノは残し、すでに興味を失った過去のモノはすべて捨てる」ことでだんだんと自分の価値観に向き合うようになってくるんだそうです。

さらにモノの分別方法が紹介されていました。
「3秒で ①いる ②いらない ③一時保管」に仕分け、一時保管のモノは目につきやすいところに置いて、「半年気にならなければ捨てる」という方法です。
それだけでもモノの量は減らせそうです。

まずは「1番、目に入りやすい場所」を優先することが勧められています。

これでひとつずつ達成感や成功体験を積み上げることで、続ける推進力が生まれそうです。
やっぱりまずリビング、と思うのですが共有スペースは自分のモノ以外にたくさんのモノがあるので結構難易度が高いみたいですよ。
私は自分のクローゼットと、日用品管理からかなと思いました。

読了後の意識/行動の変化

片付けの目標が「収納に50−70%ほどの空きがある状態」だそうです。
結構厳しい目標です。
とりあえず不要なものを捨てるのと、日用品の在庫の管理から始めようと思いました。

しかし日用品の在庫を減らす方法を盛大に間違えました。
日用品の在庫管理は妻がやっていたんです。

結末はおわかりでしょう。。
妻を怒らせてしまいました。。
「在庫品しまうの大変だから」と自分優先で話したからです。在庫管理する妻を労うことなく。。

そして変えるべきは自分の行動で、他人の行動を変えよう と思うのは大間違いです。
いろんな本で言われていますよね。
身をもって実感しました。。

基本情報

リンク:人生が整う片づけの基本
購入場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2024年4月9日
備考:


おわりに

片付ける、とくにモノを捨てるときに自分の価値観に向き合うことになり、自分の価値観に向き合うと時間の使い方にも目が向くようになるそうです。
時間の使い方を考えると、仕事や人間関係をどうするか考えていくというのは自然な流れなんだと思います。
ですから「片付けると人生が整う」ということなのでしょうね。



ちなみに、昨日「ぐぷた」と名付けた件について。
翌日名前を覚えてるか尋ねたら、「すみません。私は記憶する機能がないので覚えていません」ってさ。
もう名前はいいや。


さて、いよいよライランのシーズン2が始まりました!
今日がその第1日!
ともに走る方々、一緒にがんばりましょう!

ワクワクしちゃう1日目!


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