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哲学って面白いんだな。

ご来場、ありがとうございます。

ついに僕の夢の一つであった【お店を持つ】ことが前に進み出しました。たくさんの方のご協力の元、三浦海岸駅のすぐ近くに美容室併設の焼き菓子屋を作ることになりました。有難いことです。この話はまたじっくりと書きたいと思います。お楽しみに。


先日から哲学の本を読んでいて、少し書きたい欲求が高まってしまいました。

まだまだ薄い知識なので、個人的な意見として読んでみて下さい。


哲学って難しいと思いがちですが、そんなことはありません。要は考え方のコツ。物事の多様な捉え方を知れるという知識です。

今回書きたくなったのは、相対的真理と絶対的真理のこと。
全く相反するように聞こえるこの真理。
でも密接に繋がっているように僕には思えています。

相対的真理とは、簡単に言えば「人それぞれ」
世界には一人にひとつの考え方があって、各々違って当たり前。自分の物差しだけでは、他人を理解するのは困難でその逆も必ずある。千差万別、「自分の尺度を他人に押し付けてはダメだよね。」という考え方です。

これは本当に共感できます。なにか釈然としないような行動をとる人をみても、「そういう人もいる」と考えれば納得はできなくても、理解はできます。 

余談ですが、

「理解」とは自分の意思とは関係なく、物事の筋道を正しくとらえることを指します。
一方で、「納得」は自分の意思を踏まえた上で相手の考えや行動を受け入れることを指します。

相対的真理の考え方は、今の現代を生きるには欠かせない真理だと思います。個人を尊重して、自己受容して生きていくにはとても良い考え方だと思いました。


反対に絶対的真理は、「これが正義で、正しい道だ」と言い切ってしまう考え方です。
例えば政治家の発信する情報などで、「こうあるべきだ」とか、「こうしなくてはいけない」と言い切ってしまう考え方。一見、拒絶反応が起きてしまうような考え方ですが、本を読んでみるとネガティブな要素だけではないと感じました。

真理は【本当】を突き詰めること。相対的真理は「みんな違うから仕方ないよね」とある意味で妥協して【本当】がなにかから、目を背ける考え方です。あれ、それは真理と呼べるんだっけ。

絶対的真理こそ人が何か行動を起こすのに必要な考え方で、一切妥協せず、自分の考える【本当】を突き詰めること。そこでモチベーションが生まれるし、熱い気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。

双方の真理は、2つ持ち合わせることで補い合い、自分の根本的な考え方になっていくのだと思います。どちらかに偏ることで【本当】の自分を見失ってしまうんですね。

僕の考えは「人はそれぞれ違うから仕方ないよね。だから自分は自分の道を突き詰めていこう。【本当】にたどり着くには、時には周りの雑音を無視して夢中になることが必要だよな。」という結論。
但し、【本当】こそ人それぞれ違うから、それを他人に押し付けないように注意は必要ですね。

今の世の中には相対的真理が溢れています。多分相対的真理は共感を得やすく、たくさんの人に理解されやすい考え方です。でも、絶対的真理も必要な考え方。

【本当】を知ろうとする気持ち。何かを追求して知ろうとしなければ、人は成長していけません。自分は何も知らない。だからたくさんのことを知りたい。だから何も知らない自分をまず受け入れよう。ソクラテスの【無知の知】は人間が成長するための絶対的真理です。僕は何も知らないので、これからもたくさんのことに興味を持ち、知っていきたいと思います。

二つの真理を知り、バランスを取って生きていく。

現代で生きていくにはそんな生き方が正解なのかもなと。【無知の知】を忘れずに。

哲学って面白いですね。
これから深く勉強しよう。


読んでいただき、ありがとうございました。

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