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子供が発達グレーで小学校の普通級(通常学級)か支援級(特別支援学級)か迷ったときに考えて決めたこと 「支援の先生はメガネ」 そして、同じ悩みの人に相談されて悩みが晴れたと言ってもらった話

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うちの3人の男児は
3人とも小学校の支援級(情緒)に
在籍しました。
言葉の遅れ→国語の学習障害
集団行動が苦手です。
(普通級に在籍して、
支援の先生が必要時ついてくれる形式
これは自治体によって異なります)

そのことを、あえて
周りに言ってまわったわけではないですが、
特に隠してもいなかったので、
迷っているママさんに相談を受けたことが2回あります。


そのときに、
私と私の夫が
こんな考えで決めたことを伝えると、
スッキリした決意できたと
明るい顔で言ってもらえました。

今まさに迷っている方に、
こんな考え方もあるよ、と
参考にしてもらいたくて
この記事を書こうと思いました。

目が悪い子に眼鏡が必要なように、発達グレーの子は手助けが必要

例えば、先生が学級全体に話したとき、
うちの子は、聞けていませんでした。
他のことに気を取られていたり、
そもそも言葉の理解が悪くてわからなかったり。

例えば目が悪いと
黒板の1足す1が見えなくて
答えられないように、

1足す1の答えはわかるけど、
1足す1と聞かれてるのがわからない。

そんなときに、支援の先生が、

1足す1だよ、
とか、
教科書のここだよ、
とか教えてくれるとついていける。

勉強の中身自体を積み上げていくためにも
眼鏡的存在が欲しい。

支援の先生はありがたい眼鏡なのです!
眼鏡が欲しい時に眼鏡があった方がいいですよね?

発達グレーの子は、
成長とともにある程度落ち着いてくる。
だんだん眼鏡が必要な場面が減ってきます。

(先生を眼鏡扱いしてごめんなさい。
でもなんて贅沢な眼鏡でしょうね。
日本の支援制度ほんとありがたい)

実は現場の先生たちも助かるようだ

自治体によると思いますが、
何人かの支援が必要な子につき先生が1人
のように基準があって
支援の先生が学校に配属されていました。

それを、学年とか時間割に合わせて
必要な時についてくれます。

でも、実際、特に低学年だと、
支援級ではなくとも
ちょっと手のかかる子はいます。

支援の先生が配属される
イコール
人員に余裕ができる
なので、
臨機応変に人員配置して
丁寧な指導に繋がっている。
そんな面もあるそうなんです。

それは
落ち着かない日もある同級生に
支援の先生が少し手助けできることで、
自分の子も
落ち着いた環境で過ごせるということです。

もちろん、
無限に先生を増やせるわけではないので
誰でも支援オッケーではないし、
自治体によって手厚さも違う。

就学相談のときに
支援は不要と言われるかもしれないけど、
ちょっとでも、最初だけでも
手助けがあった方が良さそうなら
申し込んでおいてもいいように思います。

途中、支援級が必要でないね、と
普通級に変更はわりと簡単みたいだけど、
学年の途中での支援級への変更は
先生の人数の問題もあって難しいみたいですし。

凹凸の凸の部分に注目できる

長男は、ざっくり言うと
国語に関する能力が2歳ぐらい遅れてて、
算数に関する能力が2歳ぐらい進んで
いました。

そうすると、
周りが皆できているのに
自分1人ができていない
ことの方が目立つんですよね。
すごく自信を失ってしまう。
自分に得意なことがあると気づかないまま
自分はダメだと思い込んでしまいかねない。

だからこそ、
親や先生から、
苦手な部分は確かにあるけれど、
他の誰よりもこんなことが得意だよね!
っていう言葉をかけてもらう機会が
多い方がいいんです。

将来的にも、
人って誰でも自分が得意なところを
仕事に活かす方がいいですよね。

とんがった得意があるといい。
凸の部分がすごくとんがっていたら、
人類の進歩になるような
そんな業績を上げる人になるかもしれない。

苦手なところは補いながら
せっかくある
得意なところを伸ばせるように。

集団のなかだからこそ、
いろんな子供を見て来た先生だからこそ
見出せるものもある。
支援級だと1人1人よく見てもらえる。


また、先生にも伝えられるよう、
保護者も普段から、
この子が何が得意なのか、
できるだけ言語化しておくといいです。

子供が自覚して伸ばせられるよう
子供にも伝える。

あと、苦手なところは
大人になってもやっぱり苦手なもの。
いろんな人に頼れるよう、
お手本を見せてもらって
少しずつ真似して身につけて
いく方がいい。

お手本になってくれる人がいる方が
やっぱり身につけやすいです。

誤解を防ぐことができるかも

知人の子供で、
支援があった方がいいかも?とは言われたけど、
子供も嫌がって、と
普通級にした人が語っていたことです。

長男と同じく、
学級全体への先生の話が聞けていなく、
次の授業がどこの教室かわからなくなった。

廊下をおろおろとしていたら、
他のクラスの先生に、
サボりだと誤解されて
怒られたそうです。

助けを求めることも難しいし、
自分の事情もうまく説明できず。
ただただ怒られるばかり。

トラウマになってしまい、
不登校のきっかけとなってしまった。

支援級にしておけば
他のクラスの先生にも
情報が共有されるし、
無用な叱責は受けなかったかもと
後悔されていました。

そうはいっても学校に楽しく通うことができればなんでもいい

小学校の勉強は、
基礎の基礎だから、
できたら習得した方がいいですよね。

やっぱり学校が楽しいといい。
授業がわかる、できる、とか
先生が好き、とか。
気が合う友達ができた、とか。
それが頑張るもとにもなるかなぁと思います。

子供が楽しくいけるかな?と
想像してみて、合いそうなら
普通級でも支援級でもどっちでもいいと思います。

ちょっと違ったな?と思ったら、
修正すればいい。
やってみないとわからないこともありますもんね。
取り返しがつかないことなんてない。
柔軟に。

途中で支援級にしたい場合でも、
無理すればいけるでしょうし、
学年が上がるタイミングでもいける。

少なくとも、
悩んでくれる保護者の存在は、
絶対に子供にとってプラス。
よい場所が見つかりますよう願っています。

悩んでいるご家庭の参考になれば嬉しいです。

今日も良い1日を。


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