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バックパッカー経験は教職で役に立つのか

1話
そもそも教職がロングバケーションなんて取れるわけないやんけ!!というもっともな疑問について


 僕の誰も関心のないプロフィールにも書かせていただいているが、僕は現在教員というお仕事をさせていただいている。そんな教育業界の端っこのさらに端の隅で細々と暮らしているのだが、気がつけばこの業界に10年という月日が経っていた。その10年という節目で、バックパッカー経験が教職という仕事に役に立つのか振り返ってみる。

 ここでまず、おそらく世間的には物凄い疑問だと思われる事について書かせてもらう。そもそも、昨今メディアを騒がせているように教職というのは多忙を極める。そんな職業の人間がバックパック旅行なんて出来るのかという至極真っ当な疑問についてである。

 これについての回答はやり方次第というのが僕なりの回答だ。ハッキリ言って、非常勤講師を3校ほど掛け持ちすれば、基本的には夏休みや冬休み、または春休みはほとんどすべての学校が一律で休みに入る上、授業はないので学校に行く必要もない。つまり約1ヶ月のロングバケーションをとることができるのである。

 しかし、え?それ教職じゃなくて講師でしょ?という声も聞こえてきそうだが、最初の5年ほどはきっちり職員として担任や部活、校務分掌、保護者対応などをこなし一通り経験しておく必要がある。この期間は修行期間で、もちろん合わない仕事や人間関係、様々な理由から職を離れることはあると思うし、今時昭和でもないのに3年なんて長すぎという声も承知である。ただ、3年はその仕事をこなすだけで忙殺され、残りの2年でようやく自分らしい仕事ができてくる。ここらへんで初めておもしろさが見えてくるのではないかと思う。また、これらの経験が有るか無いかで採用してくれる学校の数が大きく変わる。

 そんな僕も最初は修行、そして現在では非常勤の仕事をこなしながら、他の仕事も同時並行で行う俗にいうパラレルワーカーというやつで、これによってロングバケーションをゲットすることに成功している。ただし、気をつけなければならなのは安定した人生を歩みたいのなら、この選択はやめておいた方がいい。なんせ老後リスクが高すぎるから。また、フリーの個人請負のようなものなので正直収入面で安定しない。従って自由を取るか、安定を取るかの二択なのである。

次回、バックパッカー経験は教職で役に立つのか・授業編・気が向き次第執筆予定( ´Д`)y━・~~

読んでくれた人へ
 今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)

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