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猫舌~ゆっくり食べよう~

 私は、低血圧気味の為
寝起きの朝の瞼は、なかなか開かない。

そんな私の朝のルーティンは

「熱い珈琲を飲む事」

何とも言えない
甘く香ばしい湯気に包まれつつ
ぼんやりとした寝ぼけまなこで
テレビに映るニュースを見ながら
ゆっくりと...ひとくち。

すると、段々、目が開いてきて
ぼんやりとした頭もクリアになり

家族が起き出す頃には
普通に動ける様になっています。

時間のある朝は
ゆっくりと冷ましながら
飲めるからいいのですが

これが、忙しい朝だと
その日の予定を考えながら
目覚めきれないまま、勢いよく飲み込み...

「あちちっ!また、やってしまった...。」

舌を、やけどしてしまうんですよね。

猫舌の自覚はあるのだけれど
急いでいると、ついつい、うっかりと。




人の舌先には
温度を感じる敏感な部分があるそうです。

猫舌の人は、
その舌先を
熱い食べ物に直撃させてしまいがちで

猫舌ではない人は、
舌先を上手く下側の歯の裏に隠して
その部分を守りながら熱い食べ物をいただくのだとか。

つまり、猫舌は遺伝ではなく
育ってきた食の環境で
熱いものに適応できる動きを
舌が無意識に出来るか?否か?の違いらしい。

熱いものが得意でないのならば、
食事は、ぬるめの温度のものをいただくか
熱いものは、ゆっくり冷ましながら
いただけばいいのですが

急いでいたら、今度は
ぬるめの温度のものでも
口の中を噛んでしまう事もあります。

しかも、噛んだら
後で、また同じ場所を噛んでしまったりして。

運動神経のいい人と
そうではない人が存在する様に
食事時の口の動きにも、
得意、不得意があるのかもしれません。

私は、後者なので
出来るだけ、飲食の時は
余裕がある様にしたいですね。

苦手な運動でも
誰かと楽しく笑い合いながら
ゆっくりと行う運動だと
楽しくなって
体が心地よく動いてゆく様に

食事も
誰かと、楽しく談笑しながら
ゆっくりと食べる食事は
とても美味しく味わえて
心もほぐれる気がします。

日々の暮らしの中で
本当に必要なのは
「時間と心の余裕」なのかもしれない。

今朝、熱い珈琲で舌先をやけどして
そんな事を思ったのでした。




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