かりん
自作詩ブログ 【雲と時計と珈琲ひとつ】より、 作品をご紹介させて頂いてます。 何もなくとも、 日々は過ぎてゆきます。 そんな日々の中でも、 少しづつ、心は、思考は動いてゆく。 「ゆる朗読詩人」かりんによる 何気ない日常から生まれた言葉たちの記録です。 お読みくださった誰かの心に 何かが届きますように…。
ふわり、頭に浮かんだ事を ゆるく綴っています。 リラックスしてお読み頂けたら うれしいです。
noteに辿り着いて かれこれ約9ヶ月が過ぎましたが まだ自己紹介をしていない事に ふと、気が付きまして😅 遅ればせながら…( ˊᵕˋ ;) はじめまして。 子供の頃から 詩を綴る事と 落書きを書く事が好きな人で 時折、朗読などの音声配信を ゆるっとしている 「ゆる朗読詩人」の 「かりん」と申します。🙇♀️ 肩の力を抜いて リラックスしてお読み頂けたら… そして、誰かの心に 温かい何かを残せたら… そんな事を願いながら ネットの大海原に 小さなメッセ
君の笑顔を 頭に浮かべながら また ひとつ 編み進めてゆく その 小さな体が どうか 冷たい風に 震えません様に 少しでも ちょっとでも 君が 温かであります様に ほんとうは いつも側にいて 守りたい この想いも込めて また
暗闇に なりきれない夜に 向こう側を覗いてる様な 細い三日月 ひとつ 浮かんでる はしゃぎ疲れて 静かな闇に包まれてく このココロに ひとつ 浮かんでる それは 大切で 手放せないモノ そう 手放せないモノだった… 両手を広げ 目をつぶった
見つけたいのは あなた 話したいのも あなた どうか この角を曲がったら そこに あなたがいますように 叶わない願い事を 繰り返し 繰り返す 終わらない ひとりシネマ 頭の中の 寂れた劇場に ぽつんとひとり座り モノクロの映像を ぼんやり見続ける あなたがいないから いつまでもモノクロのまま 徒然に流れてゆく
この道の ずっと先にある景色を 私は知らない 行こうと思えば 行けるのかもしれない 手を伸ばせば そこに咲く花に 届くのかもしれない 「 そうかもしれない。」 その一文を 頭の中で繰り返しながら 私は 今日も ここで歩みを止めて ただ ひとり 空を見てた や
こんなとこで 君を思い出して ふっと頬が緩んだ 歩道橋から見える景色は 君と繋がってなんかないのに 三日月 浮かぶ夜空 その向こう側で 君も見てる気がした ぼんやり ゆるやかに浮かぶ 五月の三日月を 日が進む事に 満ち欠けする月。 夜の静かな時間に 暗闇に浮かぶ月を見ていると 色々な事が頭に浮かんできます。 …時には あぁ、お腹空いた…。 と、お月様を見ている事も🤭🌙 お読みくださり ありがとうございました。
なんにも考えないで 投げた言葉のボール あなたは さらっと キャッチしてくれました やがて ふわっと帰ってくる 優しい速度のボール 自然と動いた私の体が キャッチしてた 他愛のない言葉が 詰まったボールの中心に 互いを思いやる言葉が 溢れてて このまま終わらないで もっと ずっと あなたと繋がってたい こころが ふわふわになって あの青空に溶けてゆく 悲しさや 寂しさも 消えてゆく あなただけ こんな気持ちに させてくれたのは 明
微熱を帯びた夕日を 数多の煌めきと共に 抱きしめる静かな海 波打ち際 足首に冷たく ゆるやかな波を絡ませながら 歩く君の蜃気楼 移ろう季節の旅人のよう 君の幻に線香花火の 蛍の様な灯火を重ねて見てる 砂粒が風に舞う 風鈴の音が ひとつ チリーンと鳴った まだ砂が熱を持ったままの 九月の海辺で 君を想う これまで、ここでは過去作品を ご紹介させて頂いていましたが、 新しい作品が完成しましたので ご紹介させて頂きます。 朗読配信もしております。
素の心で ただ歩いていただけ 道の向こうには 色んなノイズが響き渡ってて 時折 それは 人の姿となり 私の目の前に現れ 一等優しく微笑んだ その後 豹変する 無防備な心を 偽善者だと指差す人 惑わせる情報を囁く 可愛い顔をした悪魔の嘲笑 足元には底の見えない 落とし穴 思いやる心の果実を 無造作にもぎ取る人 秘密の箱を こじ開けて笑う人 やわらかな声で 近づいてきては 生きようとする力を 吸い取ってゆく人
茜色から濃藍色へと 空が 着替え始める頃 私の前に 古びた木の扉が現れました 恐る恐るドアノブに 触れて見ると ほのかに温かで 軋みながら 僅かに開いた隙間からは 薄い朝日が差し込んできます あぁ これは 「明日」 「明日」が私を迎えに来たのね 「今日」という時間に聴いた あなたの声も 静かに見つめた あなたの姿も さようなら また、逢えるかな 「明日」 という時間の中で
あまり 早く走れないのに そんなに 長く息が続かないのに 私は 夢中で駆けていました 人と人の間で 紡がれてゆく物語 仄かな灯火に照らされる 儚き言葉たち 目を凝らし 耳を澄ませば この暗闇の世界に あなたが見えた気がしました だから 私は ただ ただ 無我夢中で駆け出した 裸足のまま 方向もわからないまま ただ
真っ直ぐに見上げた空 首を傾げ見つめる空 寝っ転がって ぼんやり見つめる空 涙で滲む空 ふわふわと 飛んでゆくような 気持ちで見上げた空 いろんな空が 私の上にはあるけれど 日によって 違って見えるのは こころの角度が違うから あなたの上には 今 どんな空が見えていますか?
今日も一日がはじまる 誰の元にも 平等に時間だけは訪れるけど 人の数だけ進み方は違ってて あなたの道は そちらで 私の道は こちらで 速度すら違ってて もう あなたの背中は 見えなくなりました 私は ひとり 静かに歩いてる あなたと交わした言葉を あなたの残してくれた ひと言のぬくもりを ただ ひとつの灯火にして アイスからホットへ変えていた コーヒーを、アイスに戻した午後。 いやぁ💦 残暑厳しいですね…。 皆さま、水分補給等 まだ
「きれいなこころってなに?」 君が そう聞くから しばらく考えてみます きれいなこころとは... 憎しみも妬みも無い 純粋なこころのことかな? それとも すべてを信じる 穢れのないこころのことかな? あぁ 簡単そうで 難解なこの質問の 答えはどこにあるのでしょうか? 迷走する思案の中 息継ぎに苦しみながら 探り出したのは..... 黒く澄み渡った光に満ちた 君の瞳でした あぁ それこそ答えなのですね 真っ直ぐに愛を信じ
君とふたり 何もない午後に 何でもない話をしてる この時間が好き でも どこか寂しくもあり 悲しくもあるのは 何故? ひとりきりの時より 君といる方が 怒ったり 泣いたり ほっこりしたり 感情のノイズが止まらない これが本当の私なら 私は私という者を ほとんど知らなかったみたいです 君の出してるノイズと 私の出してるノイズが 共鳴して重なり合うと 離れがたい音になる どうやら私は
曇りの日には 悲しい気持ちになって 雨の降る日は 涙を零す そういうものだと ずっと思っていました そんな日を繰り返して いつか消えてゆくのだと 思っていました ある日 冷たい雨が 髪に落ちてこなくなって 不思議に思い 振り向いたら あなたが傘をさしてくれていました やさしく笑う あなたが そこにいて わたしも笑っていました