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2024年度情報更新【初訪問】国立西洋美術館 常設展の年間パスポートがはじまってる!

はじめに


皆さんどうも、休日博物館フォトグラファーのもも🍑です。
この記事は、
東京都上野公園内に立地する国立西洋美術館について、

  • 年間パスポート

  • 常設展初訪問

において、最新情報の紹介と併せて備忘録的に書き残しておこうという趣旨で執筆しました。
公式サイトでは載っていない実際に行った感想や困ったことの解決方法について、初めて訪れる、また同様にお困りの方へのヒントとなれば幸いです。
※展示作品自体については、今のところあまり書く予定はありません。ご了承ください。

上野駅~現地到着まで

JR上野駅から、公園口から向かいます。
日比谷線や銀座線からでも行けますが、やっぱり上野公園内の博物館側へと近いのと、賑わってる様子がわかるのでJRがおすすめです。
また、コロナ禍前後で駅前の導線が変わり、駅舎前の車道がロータリー状となり、公園口に駅前広場が誕生!したの、お気づきになった人も多いんじゃないでしょうか。元々の広場に加えて、さらに駅舎と公園の空間がメインストリートのように一体化したのがいいですよね。


公園改札からの景色

少し歩くと、すぐ右側にロダンの地獄の門や考える人などが置いてあるのが、国立西洋美術館です。建物本館の設計はかのル•コルビジェで、世界遺産の構成遺産のひとつです。また、メインストリートを挟んで向かいにある東京文化会館は弟子の前川國男の作です。

現地到着~チケット購入まで

今回は土曜日の14時過ぎに現地到着しました。金土曜の夜間開館(20時まで)を狙ってゆっくり見るつもりだったので、オンライン購入はせずに、ピロティ下の窓口に並びました。3つの窓口のうち、現金と交通ICオンリーは早かったので、交通系ICで支払い、15分ないくらいでチケット(年間パスポート)を買うことができました。

そして本題の年パスについて、どうして知ったかというと…
ちょうど前の前辺りに並んでいた女性が年パスを購入していたため、偶然にもその存在を知ることができました!

行列に並びながら、以前調べたときには年パスここなかったのに、と思い調べると、どうやら最近できたようでした(しかもFAQにしか載っていない!)


公式サイトの年間パスポートのページ。

5月9日から来年3月31日までということは、今年度いっぱいです。ますます最近できた説が濃厚に。
1,100円は結構安いし、1回500円ということは最低三回来れば元が取れます。各種割引もあり。
他の割引や無料で入場できるシステムとして、かの有名なぐるっとパスもありますが、以前2回買ったのですが期限内に元がとれるか(庭園美術館とか行けばとれるけど、一般公開は毎年やってるので今回はいいかな…)
等考えました。
最終的には、西洋美術館の収蔵物の時代が好きなので、見きり発車で購入を決定しました!




裏側に名前を書くタイプで、証明写真はなしです。初回なので記入なしでも入り口で表面のみ提示で行けましたが、悪用されそう…
みんな、ちゃんと500円払おうね。


展示室

展示室入口の19世紀ホールは、入場券がなくて入れるため、展示してあるコルビジェや世界遺産の展示だけ見ることも可能です。このあいだの改修前の前庭の写真など、確かに昔とかわってる写真もありました。


いよいよ展示室は、19世紀ホールのスロープを緩やかに上って2階からです。

19世紀ホールの様子

全体の広さは企画展会場と同じかもう少し広いくらい?でしょうか、企画展に行ったのが結構前なので比較はこれくらいで…
順路が自由度が高いため、なるべく人の少ないところからまわろうとしましたが、少し絵画迷子になることもしばしばありました。キャプション(作品説明)は3つに1つくらいでついている印象でした。他にも、作品の電子案内システムもあったが少なめでした。

展示内容の流れとしては、大雑把なイメージですが、絵画・彫刻だと2階から1階へ本館新館にかけて、
宗教画→ルネサンス→ロココ→印象派→彫刻→抽象画

でした。この辺りは公式のHPに詳しいので、割愛します。

感想としては、

  • 基本的には写真撮影が可能(不可能の作品は表示あり)

  • モネの作品は比較的多かった(有名な舟遊びがあった)

  • 2階描画室?は指輪の収蔵品展を開催しており、版画見たかったので少し残念

  • 指輪で終わりだと思ったら、1階にもまだあり、結構疲れる

  • 常設展全体でミュージアムショップ含めて3時間滞在

でした。


観賞後

ここまで見てきて、ドッと疲れたあとに休憩できそうな場所は

  • カフェすいれん

  • 入口近くの椅子

  • 地下のトイレと免震装置横のベンチ(自販機ありだが、電子決済は電波が悪いため使えなかった)

  • 外のピロティ部分のベンチ

以上かと思います。見ている途中にもベンチが所々あったので、小休憩はできるかと思います。水分はとれませんが。
カフェすいれんだと、3000円以上で年パスの割引があるので、2人以上できている時はそれを使うのもいいかもしれません。


ミュージアムショップ

最近なにかと話題のミュージアムショップでは、コルビジェ関係のものや、考える人のミニチュア、モネの睡蓮のグッズなど、様々なものが置いてありました。ちなみに筆者の琴線に降れたものは、収蔵品のレプリカの指輪があり、リーズナブル目だったため、今後購入するかもしれません。

本も割りと多かったため、年パス割引が使えるようなら、ここで美術書を買い込むのもありかもしれません。

入り口側は企画展のコーナーがあり、こちらも賑わっていました。


まとめ

企画展に来ている人が多いけど、常設展のみも多そうでした。
(企画展のチケットがあれば常設展もはいれますが、両方見るのは時間的にも体力気力的にも大変。実際過去に企画展に来たときは常設展見れないほど疲れてました)
また、作品についても松方コレクションだけでなくそれ以外も素敵なものが多く、何度でも足を運びたいと思いました。
初回でしたので常設展で3時間使いましたが、2回目からは好きな作品で1時間程度の滞在になりそうです。
ちなみに、原則毎月第2日曜日は常設展無料観覧日ですが、金曜日の夜にフラッと美術館に来たいため、年パス購入の価値はあると思います。

(追記)5/23
まさかの、竹橋にある東京国立近代美術館の友の会に入会(5,000円)で国立西洋美術館の常設展にも入り放題でした…。近代も購入候補だったので、見切り発車とはいえもう少し調べておくべきでした、まさか過ぎる展開…
でもモネの絵の年パス可愛いので!良しとしましょう☺️


【2024年度情報更新】
来年度の情報が2/1に出ていたようですので、こちらにのせておきます。発売日が3/1で、有効期限も発売日から一年間のようです。

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