建設的な批判になっているかな?
小学校の先生で、2児の父、雄剛です。
最近、Y@小学校教諭さんの記事を読ませていただいて、強く共感したんです。
最近、SNSの先生の発信は、マイナスなものが多いですよね。もちろん、やる気があって、「こんな実践しました!」「若い先生たちのために前向きに頑張れるポイントを発信します!」という前向きな発信もあります。でも、やっぱりマイナスが目立ちます。(noteは他のSNSに比べて前向きな発信が多いので私は好きです。)
マイナスな発信の方が共感を得やすいし、インパクトがありますよね。身近な人には言えないけど、でも聞いてほしい、わかってほしい愚痴をSNS上で吐き出すことで辛い気持ちを分かってもらえる良さ、嬉しさもあるので、一概には悪いとは言えません。でも、そんなマイナスな発信ばかりの業界って、さみしいですよね。そんなマイナスな発信ばかりの業界に若い人が魅力を感じて入りたいと思いませんよね。
建設的な批判をしているかな?
私が、今年一番影響を受けている本が『なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?(パコ・ムーロ)』です。この本には、今の自分が考えるべき内容が詰まっています。その中の一節。
「相手が悪い。」
「学校の体制が悪い。」
「子どもたちが悪い。」
「管理職が悪い。」
「教育委員会が悪い。」
「文部科学省が悪い。」
「政治が悪い。」
「社会が悪い。」
もちろん思うことはいろいろあるけれど…。でも、それを言ったところで、何も変わらないですよね。自分にできることをするしかない。
1つは、体制を変えるために自分が偉くなる!踊る大捜査線の室井さんのように。
1つは、組合に入って、断固闘う。(組合に入らなくても闘うことはできますね。)
1つは、自分ができる範囲で働き方を変えていく。青島くんのように…。例えば、働き方は自分で選択できると思っています。小学校であれば、自分でやること、逆にやらないことを、自分で決めることができますよね。「周りがやっているから…」ではなく、費用対効果が低いものは切り捨てる…ということがあってもいいと思います。校務分掌で負担が大きいものもあると思いますが、なおさら仕事を精査する、分担するなどして、負担が集中しないようにしたりすることも必要だと思います。
そして、批判するなら、せめて建設的な批判をする…
。どうすれば、元の案より良くなるのか…。さらに、自分にとって都合が良いだけでなく、全体にとって有益か…。それを考えた上での、次に繋がる批判をしたいですよね。そんな前向きな意見交換が活発に行われる業界には未来を感じますよね。
私は、いろいろ思うことはあるけれど、自分ができる範囲で、自分の働き方をコントロールしたい。そして、批判するならせめて建設的な批判で前向きなやりとりがしたい…。そうありたいと思っていますが…。皆さんは、先生方からのマイナスな発信について、どう思いますか?