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家事分担する上で絶対認識しておきたい‼︎「見えない家事」

こんにちは、にんにんです。
今日のテーマは「家事」について。

わたしは夫と同棲してそろそろ3年になる。

同棲をする上で非常に大きな壁は
「家事の分担」にあると思っている。

同棲する前から口酸っぱく
「わたしばかり家事をするのとか絶対嫌だからね」と
言い続けていたくらい、家事の分担に敏感な女だった。

同棲したての頃は、
「なんでわたしばっかり」
「あれはわたしがやったから、これは彼がやるべきだ」などと細かく考え、一つ一つ計算していたような気がする。

今まで育ってきた環境が違う2人が一緒に暮らすのだ。
最初からうまくいくはずはない。

そんな家事の分担についてモンモンとしていた
わたしが、「見えない家事」という存在を知って
目から鱗が落ち、家事分担について大きく見直した
件についてお話ししてみようと思う。

「見えない家事」とは

夫と一緒に住んでから、主に料理はわたしが
作っている。その他の家事は、大体半々でやって
いるのだが、夫の仕事が多忙な時はやはり
わたしのやることが多くなる。

以前はそれが正直不満だった。
休日やできる時は夫が頑張ってくれたり、
絶対に感謝の気持ちを伝えてくれるのに、
やっぱりどこか不満だった。

が、あるブログで「目に見えない家事」
というものを知った。

例えば、何か買い物をするときや意思決定をする時、
効率や利益を検討することが必要になる。

例えば子どもがいる人であれば、

子の予防接種をどこで受けさせるか、
どこの保育園に入れた方がよいか 等

比較検討して、最終決定するだろう。

検討→意思決定→行動に移すという一連の
プロセスで、「検討・意思決定」部分が
「目に見えない家事」というものだ。

一緒に暮らす人からすると
「モノを購入する」「AとBの中からAを選ぶ」など、
最終的な行動のみが目に見えるため、
そこまで重労働ではないように思える。

「複数の選択肢を検討して意思決定する」という
プロセスは"思考"のため目には見えないのだ。

しかし、その部分こそ世帯の方針を決めるものとして
かなり重要な家事である。

内容は重要なのに、目に見えづらいと言う
なんとも不思議な性質を持った家事なのだ。

「見えない家事」は、だいたい得意な方がやることが
多いと思う。

何を隠そう、わたし達夫婦の見えない家事担当者は
夫である。 
世間では妻が担う場合が多いらしい。

夫からは、
「整理整頓したり片付けする場所はちゃんと考えてよ」
「ものは取った場所に戻してよ」
と良く言われていた。

わたしはそれを言われた時、
「別にモノをしまえたら良くない?」
「いちいち同じ場所にこだわる必要ある?」と
思っていた。反抗期かよ。ごめん夫。

この場合の夫の主張は、ただ家事のやり方を
指摘していたわけではなく、
「効率良い生活をするための検討を一緒にしよう」と
提案していたことに気づいた時、
シンプルに「聞き流してごめんなさい」と思った。

そして、目に見える料理や洗濯などの家事より、
もしかするとよっぽどこの「目に見えない家事」の方が
負担が大きいのではないか?と思った。

そんなわけで、「自分ばっかり家事をしてる!」
などとは到底思えなくなり、
「これは2人で分担しないときついよね」と納得した。

その時から、わたしに"見える"家事の負担が
偏ることがあっても、全く苦じゃなくなったのだ。

「だって、見えない家事してもらってるもんね。
単純作業くらいなら全然やりますよ」と
いう気になったんだね。

家事を分担する上で大切にしたいこと

まず、誰かと同居する上で家事の分担は大切。

その家事分担をする時に、まず考えたいのは
「見えない家事」を担うことが多いのは誰か?

そこをはっきりさせたら、
あとは「見えない家事」の担い手でない方が
単純作業は少し多めに担当する、と言う感じが
いいのではないだろうか。

わたしは少なくともこの考え方になってから、
家事に関する不満が圧倒的に少なくなったよ!

もしかすると、世間では見える家事も見えない家事も
女性が担っている場合が多いのではないかしら。

そしたら、そりゃあ大変だよね。

まずそんな女性は、自分がいつもどれだけ頑張って
いるかをしっかり認めてあげよう。

「そりゃこんなにやってたら疲れますわ」と
自分を労ってあげよう。

そして、わたしのように「見えない家事」の
担い手ではない人たちー!!!

見えない家事、めっちゃ大変だよ。

それやるくらいなら(言い方悪いよねごめん)、
単純な見える家事の方がよっぽど簡単だよ!

だからせめて、そこだけでも分担しようね。

家事の分担をする上で、「見えない家事」の存在を
無視して、見える範囲の家事を半々にしてしまうと、
「見えない家事」の担い手が疲弊してしまいますよ。

てなわけで、みなさんも一度
自分の家の「見えない家事」について
考えてみてはいかがでしょうか。


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