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人生初7kg以内バックパック旅をしてみた(初級)

荷物持ってる横長の画像がこれしかなくて、いきなり不適切で申し訳なーーーい。
ド変態椅子を吟味する筆者です。気になる方は次に出す記事で状況を説明するのでそちらを読んでください。どうか通報しないでください。

というわけで、タイトル通り人生初7kg以内バックパック旅に行ってきました。期間は9泊12日、行き先はスペインモロッコ。気温はどちらの都市も最高15度前後と過ごしやすかったため、もっと服を減らせたかなという反省もありますが、初めてにしてはほぼ全く不自由なく過ごせたので、カバンの中身をご紹介しようと思います。


なぜバックパック旅?

筆者はもともと、小学生の頃の家族旅行で行ったハワイ(という名の日本語が通じるリゾート地)、大学生になって初めて自力で行った韓国(という名のハングル多めの大阪)しか海外旅行経験がありませんでした。夢はカラフルな街を見に行くこと。初めの候補地はメキシコでしたが、初心者にはかなりハードル高めの治安悪め都市っぽい。
次の候補地がベトナム。でも割と近くて物足りない(海外旅行初心者、謎の欲を見せる)。
間をとってモロッコ。何の間をとったかは私もわかりませんが、モロッコには青い街があるらしい。最高やん。

で、モロッコについて調べると、「世界三大うざい国」「勝手に道案内をされてチップを請求される」「勝手に荷物を運ばれてチップを請求される」「とにかくチップを請求される」と出てきました。
となると、スーツケースで行った場合、一瞬でも隙を見せたら勝手に荷物を運ばれてチップを請求されるのでは?しかもモロッコは階段多そうだし、でもエレベーターはなさそうだし、いっそ失ってもなんとかなるものだけリュックに入れて常に背負っておこう。
ということで、人生初バックパック旅の覚悟が決まりました。

本当に青い。そして本当に階段しかない。

なぜ7kg?

これについては飛行機会社にもよるので一概には言えませんが、筆者の乗った飛行機は持ち込みの手荷物が7kg以内という制限があったため、それにおさまるようにしたというのが1番の理由です。
預け入れ荷物だと色々気にすることが多いのと、預けるにも受け取るにもかなり時間を使うので、効率よく回るためにも手荷物だけにしました。
あと結果的に、今回の旅行は移動がとにかく多かったので、7kgくらいが、人間が長時間背負って歩くにはちょうどよかったです(諸説あり)。

なに入れたの?

肝心の中身ですが、まとめて写真に撮ったりはしていないので、使用中の写真を交えつつ紹介します。ちなみに、リュックとは別にセキュリティポーチを常にお腹にくっつけていて、そこにパスポート・パスポートのコピー・クレジットカード・わずかな現金をいれていました。
セキュリティポーチ、食事中地味にお腹を圧迫してくるので、食事中は基本的に背中側に回していました。あ、今の情報要らないですか。そうですか。

衣類

  • トップス(半袖Tシャツ2枚・スポーツ用ハイネックインナー的なの1枚・ハイネックのピタッとする薄手ニット1枚・長袖テロテロTシャツ1枚・長袖吸水性めっちゃ良さそうパーカー1枚)

気温と洗濯の順番によっては、長袖の上に半袖を着た方が着回しやすいときもあった
(日本では着づらい「戦闘力たったの5か、ゴミめ…」Tシャツ、海外だとバレずに着られる)。
  • ボトムス(ヒートテック裏起毛長ズボン1本・ワークマン女子で買ったポケットやたら多いシャカシャカズボン1本・中に履けるスパッツ2本)

  • インナー系(パンツ5個・靴下5足)

  • 上着(1番外に着るナイキの薄めダウン・ウルトラライトダウン長袖・ウルトラライトダウンベスト)

  • ストール

モロッコはたまにハエなどの虫が多かったり、鶏の羽が舞いまくったりしている通りがあるので、ストールをこのように巻くと、マスクの代わりになって、ついでに忍者みたいな気分でいい感じ。

女性の方はブラジャーを持ち歩くと思いますが。カップが潰れないように気を遣うのがめんどくさかったのと、どうしてもコインランドリーとかに突っ込むのは気が進まなかったので、他の旅行者の記事を参考に自分もニップレスを購入。意外と快適でかさばらなくて良かったです。筆者はケラッタというところのを使っていましたが、敏感肌のわりにはほぼかぶれず、剥がれず使えました。
あと最高15度前後だと、ペラペラ長袖2枚+コートで余裕だったので、ウルトラライトダウンを置いていくか、長袖を減らして半袖+ウルトラライトダウン+コートでよかったなと思います。もっと寒いとちょうど良さそう。

長距離フライト用

  • メガネ(長距離フライトじゃなくても大切)

  • 膨らますタイプのネックピロー

  • 感覚遮断系(アイマスク・耳栓・なくなってもいい有線イヤホン)

  • ビーチサンダル(結果的にホテルでもめっちゃ履いてた、履ける用に5本指ソックスで行った。)

  • メディキュット(機内で履き替えられる膝下丈)

  • 保湿系(マスク・のど飴・リップクリーム・ネイルオイル・ハンドクリーム・目薬・これにお湯くださいって言う用の水筒)

  • 暇つぶし系(本)

適当に家から持ってきた本がアフリカリスペクト過ぎた。

長距離フライト、エコノミーだとかなりキツかったです。元々飲んでいる薬の関係で血栓症になりやすいので、メディキュット履いたり水をたくさん飲んだりしていたわけですが、席が通路側でなかった関係で、トイレに頻繁に行けなかったり、足を伸ばすスペースがなかったりと、人に迷惑をかけたくない気持ちと血栓で死にたくない気持ちの狭間で揺れ続けていました。リスクが高い人は通路側で予約すると少し安心かもしれません。
我こそはトイレに全く行かざる者、死んだように眠る者、という人は窓側がいいと思います。

その他あると快適かも系

  • タオル・手ぬぐい(手ぬぐいは乾きやすいのと、リュックにくくっておくとすぐ手が拭けて便利。個人的には、洗顔前に髪の毛を抑えるためにハチマキにして、洗顔後にとって顔を拭くのが、無駄のないデキる女の気分を味わえて良かったです。)

  • 除菌ウェットテッシュ(水道に石鹸がなかったり、野良猫を触ったりするので、持っておくとかなり安心感があります。モロッコはとにかく野良猫が多い、触らなくてもいいけど。)

  • 水に流せるティッシュ(百均にも売ってる、トイレットペーパーを流さない国が多いので、韓国のときから持っていくようにしています。)

  • シャンプー・リンス・ボディソープとかそういうやつ(旅行中あまり気にならなかったけど、帰国後に日本で髪洗っただけでサラサラになったように感じたので、やはり硬水では髪がガシガシになっていたらしい。)

  • エコバッグ(ホテルに荷物を置いていくときや、飛行機で上の棚に荷物を置くときに、必要なものを入れるのに便利。言わずもがな買い物でも使う。)

リュックになるエコバッグだと、軽快なステップを踏んで波を避けられるのでオススメ
  • モバイルバッテリー(書いてみたけど正直なくても大丈夫だった)

  • サングラス(キョロキョロしてるのを隠す用に持っていったが、つけていても「コンニチハ!」「ニーハオ!」とか言われるのでたぶん意味ない。)

  • 折り畳み傘

  • 洗濯セット(洗剤・石鹸・ロープ・洗濯バサミ、モロッコでは基本手洗いですませました。洗濯物を部屋に干すと、ついでに加湿になるので良かった。)

  • ちょっとしたお菓子(乗り継ぎ・乗り換えダッシュでご飯が買えないときに命を救ってくれる、あとはチップの代わりに日本土産として渡すこともできる)

  • お箸・スプーン(カトラリー汚いとき用に持っていったけど、綺麗であまり使わなかった。テイクアウトしてホテルで食べるときに少し使った。)

  • 爪切り(意外と爪は伸びる)

その他、充電器とか常備薬・歯ブラシセット・スキンケア系・日焼け止め等は国内旅行同様に持っていけば大丈夫だと思います。ただ飛行機の液体持ち込みの制限に収めるのが、意外と気を遣いました。

リュック自体は色々調べたのですが、大昔に買ってクローゼットの隅に眠っていたモンベルのガールスカウトリュックで行きました。本体の軽さは本当に大事。
あと外ポケットが大容量なのですが背負っていると盗まれやすそうだったので、各ポケットに人柱ティッシュを大量に入れ、さらにチャックにカラビナをつけて開けづらくしていました。チャックにカラビナをつけることで大事なものが入っている風に見せて、実際にはティッシュだらけという仕様です。参考にする場合は片方の対策だけで大丈夫だと思います。

あとあと雨対策かつ緊急時ゴミ袋として、本体のところにいわゆるゴミ袋を洗濯バサミで止めて、各ポケットにレジ袋を入れてから物をしまっていました。


外ポケット、結構パンパンだけどほぼティッシュ。
モロッカン猫パンチ。


以上が今回のバックパックの中身です。様々な先人達を参考にしたおかげで、初心者の割に困らずに旅行できました。反省を生かすとすれば、もう少し肌着系を増やした方が洗濯の回数は減らせるかなという感じです。あとなにかあったら良かったなと思ったのですが、忘れました。次旅行にいったときに思い出すことでしょう。

旅行の中身については、次回以降の記事で少しずつ紹介していこうと思います。それでは〜

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