私がヘッドホンとサングラスを毎日つける理由
皆さんは会社や学校から帰ったときどのくらい疲れますか?
疲れの具合は人それぞれですが、私は学校から帰ると必ず横にならなくてはいけないほど疲れてます。そのまま朝まで眠りにつくことも…
医師からは言われてませんが、私は感覚過敏があるのかもしれません。
感覚過敏とは聴覚、視覚、触覚などの五感の一部が刺激に敏感なことです。
ASDに多く見られますが、定型発達者(発達障害のない人)にも稀に見られます。
人によっては五感すべてが敏感な人、聴覚と触覚が敏感な人もいます。
今回は、そんな私が持つ感覚過敏の世界を紹介したいと思います。
わたしの感覚過敏
私はおそらく聴覚と視覚が敏感です。
聴覚では、ざわざわした場所や大きな音が苦手です。
学校でも人の声が大きく疲れてしまいます。心理的な面もありますが、人の笑い声も特に苦手です。
また、少し大きな音でも体がびくっとしてしまいます。
視覚では、太陽などの強い光が苦手です。
外ではもちろん、室内でも電気が眩しくたまにしかめっ面をしてしまいます。
真っ白な壁だと物凄く眩しいです。
小さい頃は、親に「なんで睨んでるの?」とよく言われましたが、眩しくてこういう顔をしてしまうということを当時は知りませんでした。
視覚からの情報も多く受け取ってしまいます。
また小さいころの話になりますが、私は家の車のワイパーの向きが他の車と違うことや、タイヤのメーカーが同じだと、親によく報告しました。
とくに車に興味があったわけではありませんでしたが、細かな情報でも視界に入っていたんだと今になってわかりました。
このように、私は刺激にとても弱いです。
ですが、不思議なことに出かけることは好きです。
家にいるとネガティブな考えをするからということもあります。
感覚過敏対策グッツ
まずは聴覚過敏対策から。
私はノイズキャンセリングヘッドホンを使って周囲のざわざわから音を遮断しています。
メーカーはsonyのwh-1000xm5。
ヘッドホンのことはあまり詳しくありませんが、ノイキャンが業界最高水準だと聞いたので買いました。
なぜイヤーマフでないかというと、音楽が聞けないからです。
また、少し目立つこともデメリットだと思います。
つい昨日お店でイヤーマフを試着してみたら、ほとんど私のヘッドホンと音の遮断の性能が変わらなかったです。
少し高いですが、wh-1000xm5とてもおすすめです。
視覚過敏の対策は、もちろんサングラスを使います。
しかし、サングラスって室内だと使いづらいという人も多いと思います…
そこで、私はJINSの調光レンズを使っています。
調光レンズとは、紫外線に当たるとレンズの色が濃くなるUVカットレンズです。
室内では反応しないので、外と室内両方とも使えます。
これもとてもおすすめです。
おまけですが、視覚過敏の私はノートの白さと鉛筆の黒のコントラストで目が疲れます。
最近知りましたが、カラーノートというノートが緑や黄色など、目に優しい色のノートがあります。
大きな文房具屋さんでないと置いてなかったので、ネットで買うことをお勧めします。
視覚過敏がない人でも目に優しいということがわかると思います。
まとめ
世界は刺激に溢れていて、とても疲れます。
ですが、工夫一つでその疲れを軽減することができます。
完全には遮断することは難しいと思いますが、少しでも刺激で疲れる人のお役に立ててもらえたら幸いです。
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