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その時数値が動いた〜参考図書編〜

先日書いた「ダイエット」記事の参考図書編です。
内容は大まかに三本立てで「シュッとした体になりたい」「体脂肪を減らしたい」と考えたときに何をすればいいのかという点(除脂肪の考え方)と、トレーニングについての基本的な知識(トレーニングのハウツーや考え方)、するべきことをどのように行うとよいのか(やり遂げるためのマインドセット、習慣化の考え方)についてになります。

「体を変えるにあたり、現在私が大切だと感じていること」というだけなので、他の人にそのまま役に立つかというとわかりませんが、こういうやり方、考え方もあるんだなという受け止め方で1つお願いします。


体脂肪を狙って落とす方法について→除脂肪の考え方

私の「ダイエット」のテーマが、「体力をつける」と「余分な体脂肪を落とす」だったので、減量(筋肉、体脂肪どちらも落ちる)ではなく、体脂肪だけを狙って落とす必要がありました。
そこで参考にしたのが名著オブ名著。バズーカ岡田(正直テレビ見ないので本を読んで始めた知った)こと岡田隆さんの「除脂肪メソッド」です。

とにかく「かっこいいカラダ」を作るための知識がすごい。
いやいや、自分別にシュッとできたらいいんでムキムキボディビルダーの話はちょっと……と思ったあなた、待たれよ待たれよ。
ボディビルダーって、あのムキムキビキビキの体を手に入れるために「筋肉をつけるために筋肉と脂肪を増やす増量期」と「筋肉を目立たせるために脂肪を落とす減量期」を繰り返してるんですね。
つまり、筋肉をつけるだけでなく、脂肪を落とすことに関してもプロなのです。ヤバイ。

必要な栄養の話なんかも書いてあるのでわかりやすいです。
ただ多くの場合、こういった本は男性基準で書かれていますので、女性の場合は自分の健康状態なども踏まえながら自分にアジャストさせましょう。
いやいや、この脂質量だと女性は月経止まるのでは……など疑問を持ったら、国や企業がまとめてる食事摂取基準なんかをググりましょう。

ちなみにもう少しライトな感じで読みたい人、ジム通いなどしておらず全くゼロから始める人は、漫画が挟んでるこちらがいいかも。書いてることはだいたい上記の本と同じです。

岡田隆さんの著書は何冊か読みましたが、とても冷静で理性的な内容なんですよね。根性論とかではなく、「かっこいいカラダ」になるために的確に検討、判断、行動して努めていこうというスタンスで、非常にストイック。
私なんかは、よく煮詰まると嫌になって投げ出そうとしがちなので、焦ったり不安になったりし始めたら岡田さんの本を読んで落ち着くようにしています。お守り。


トレーニングについての基本的な知識について

減量時には基本的に体脂肪だけでなく筋肉も落ちていってしまうので、トレーニングで筋肉に刺激を与えて「筋肉!!!君は必要とされているんだよ!!!!」と知らせてあげる必要があります。筋肉はかまってちゃんなんですね。ハハハ、手のかかるやつだなコイツぅ。

ジムなど行っていなくて家でトレーニングするという人にはこちらがいいかも。
女性が綺麗な体のラインを手に入れるために必要な筋肉の部位や、トレーニング時にどこに刺激を感じればいいのかがまとめてあってとてもわかりやすいです。
(ただやってみると結構難しい種目が多いので、トレーニング初心者は著者のSNSなどチェックしてた正しいフォームを確認してから始めるとよいです)

前述のように、トレーニング本ってどうしても男の人向けの体全体を大きくするための内容が多いので、女性による女性のための指南書はありがたいですね。
著者の方もメディアでの露出があり、すごくかっこいい体をされているのがわかるので説得力も大いにあります。
文字ばっかりの私が言うのはなんですが、やっぱり情報発信者本人が健康的でいいカラダだと、何にも勝る説得力になりますよね。

お次に紹介するのは、トレーニング本……というか、トレーニングをするにあたり頭に入れておいたほうがいい知識がまとまっている本です。
現段階までの研究によりわかっている筋トレについてのあれこれがサクッとまとまっているので、自分で色々考えていて詰まった時の判断のよりどころにしています。


するべきことをどのように行うとよいのかについて

先の記事にも書いたように、「するべきことを継続して行い、時には困難を乗り越えて目的を達成する」ということを苦手に感じながら生きてきた私ですが、ある時「習慣化」「意志力」「マインドセット」について書かれた本を読んで視界が開けました。
各々方、「ダイエット」がうまくいかない要因は自分でもいろいろ思い当たるフシはあるかと存じますが、特に「続かない」「諦めやすい」人には効く内容なのではないでしょうか。

「ダイエット」の必要性を感じる人は大体習慣に問題があるんじゃないですかね。食べる量や内容、時間、タイミングもですし、運動をするしない、するとしてもどんな動きをしているかなどなど……。
こちらの本を読むと、いかに人間が「習慣」によって動いているかに自覚的になれます。なんでそう動いてしまうのか?については各自掘り下げなければいけないわけですが、そのヒントもくれる内容です。
悪い習慣をやめて、良い習慣に変えていけると「ダイエット」の成功だけでなく、日々の充実感も得られますよ。

有名な本なので読んだことある人も多そう。
「ダイエット」には先に紹介した習慣の力を理解して、うまく使うことが必要ですが、それをするために必要なのが「意志力」です。
慣れ親しんだ習慣を変えるってやはり大変なので、「意志の力」を使うことになります。
「痩せたいけど今まで通り(健康を維持するためというには過剰なほど)食べたい~」という相反する願望を持った時、行動を始めるにはどうにか「痩せたい」気持ちを優位にしないといけないですよね。
「習慣の力」と「意志の力」は密接にかかわっていることがよくわかる本です。
また、「意志の力」は鍛えることができる!そうでそのトレーニングについても書かれており、今まで「意志が弱くて続かない~」とお嘆きだった人にもピッタリの内容です。

最後はこれ。「いや、過去何回も挫折したし、自分にはダイエットの才能がないんだわ」みたいな言い訳を粉砕してくれます。
適切な努力をすれば、という大前提はありますが、人間やればできるんですって。つまり、できないのは「できるようにやってないから」なんですね。
それは目標設定が無茶苦茶なのかもしれないし、手段が見当はずれなのかもしれないし、そもそも時間が全然足りてないのかもしれないし、そういうとこは色々考えなきゃいけないんですが、逆に言うとそこを押さえれば「やればできる!」なんです。
根性論ではなく、目的に対してアプローチするにあたって、ポイントを絞ってみたり、違う角度から攻めてみたりという工夫を粘り強く続けるのが大事なんですね。「今できないからダメ」じゃなくて「今できないならこうしてみる」という意識ですね。
一個試してみただけで、「ハイ駄目、もう駄目、センスないわ~」と過去の私みたいに腑抜けたことを抜かしていると、いつまでたってもできたいことができないわけです。自戒。


最後に

「ダイエット」(そろそろ他の言葉を使いたいけれど、適切な言い回しが見つからない。生活改善??)には正しい知識が必要不可欠です。
なぜならダイレクトに肉体に作用するものなので、マイナス方面に陥った時のリスクが高いからです(摂取カロリー減らしすぎて摂食障害、無月経になったり、間違ったフォームでのトレーニングで怪我をしたり……)


もちろん「何が正しいかわからないから、どこから手を付けたらいいかわからない!」となってしまって行動できないのも問題なのですが、ある程度目星をつけたら、まずはそのメソッドをしっかり理解して、腹落ちさせた上で実際の行動に移すことをお勧めします。
そうしないと、何をしても不安で焦りだけが募り、あっちにもこっちにも手を出して結局目的に少しも近づけないという事態に陥ります。過去の私のように。いや、今もその傾向があります。


もう本当にわからなかったら、今は便利なインターネットもありますので、SNSで検索して「もともと今の自分と似た背格好」で「自分が憧れる体型に変わった人」を見つけて、その人が何をどのくらいの期間やっていたのかをウォッチングしてみるのはどうでしょうか。
もともと細いアイドルや女優さん、逆にものすごく大きな体の芸人さんのビフォーアフターより、これなら多少イメージがしやすいですよね。(あくまで他人は他人なので、完コピすればOKなんてことではありませんが)

せっかくやろうという気持ちがあるなら、まずはやってみませんか。うまくいかなかったり、あまりにも辛かったりしたらその時また必要な知識を得て、考えればいいんです。
食べることも動くことも、一生ものです。完璧な答えなんてきっとなくて、必要なのは「その時その時の自分に適した答えを出せる力」なのだろうと、最近よく感じます。
(それってすごく大変なことで、だからそのあたりを委託できるパーソナルトレーニングが流行るんでしょうけどね~)

自分を変えられるのも、労われるのも究極的には自分だけです。
自分で自分のことを考えて、大事にできるようになりたいですね。

ここまで読んでくれた方の人生が、より充実したものになるように祈っています。

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