見出し画像

コーヒー習慣で健康になれる

世界中で愛されているコーヒー。暮らしの中に欠かせないという方も多いのではないでしょうか。そんな馴染みのあるコーヒーには様々な健康効果が期待できるのです。

何がどうやってコーヒーになるのか

コーヒーは、コーヒー豆を乾燥させて焙煎したものを粉砕し、お湯で抽出した飲み物です。コーヒー豆のなるコーヒーの木は、ジャスミンのような香りのする白い花を咲かせ、開花後にだ円の果実を付けます。その果実は緑から赤、黒紫へと変化します。熟した果実はサクランボに似ていることから、コーヒーチェリーと呼ばれています。果実の可食部が少ないため、食用のフルーツとして市場に出回ることは少なくなっております。この果実の種子がコーヒー豆(生豆)です。

コーヒーに含まれる健康成分

・カフェイン
カフェインの覚せい作用により、頭をすっきりさせて集中力を高める効果があります。また、利尿作用もあるため体内の老廃物の排出を促進させる効果があります。利尿作用の注意点として、コーヒーを飲むことで水分補給としての役割は果たさないことです。他にも、中枢神経を刺激して自律神経の働きを高めたり、運動能力の向上、心筋の収縮力を強化させたりするなど、コーヒーに含まれるカフェインは様々な効果をもっています。

・ポリフェノール
カフェイン以上にポリフェノールもたくさん含まれています。コーヒーに含まれるポリフェノールは主にクロロゲン酸で、このクロロゲン酸には抗酸化作用がありシミやシワを抑制します。また、悪玉コレステロールが酸化するのを防いでくれることにより、動脈硬化や心血管疾患を予防する効果が期待できるとされています。

ダイエット効果も期待できる!?

ポリフェノールには脂肪燃焼に効果があります。また、カフェインにも脂質代謝向上の効果があります。カフェインレスコーヒーであってもポリフェノールが含まれるので同様の効果が期待できます。タイミングとしては運動を始める30分~1時間ほど前に飲んでおくことで、燃焼効率、運動のパフォーマンスの向上の観点から良いとされています。コーヒーは100mlあたり4kcalと低カロリーですが、ミルクや砂糖を入れると思いのほかカロリーが上がってしまいますのでお気を付け下さい。

おすすめの摂取量とタイミングは?

日本では、1日の適切なカフェイン摂取量を規定していませんが、欧州食品安全機関(EFSA)では、成人の1日の望ましい摂取量は400mgまでと定められており、これはコーヒー3~4杯ほどの量となります。

人間は10分~20分ほどの短い昼寝をすると、午後をスッキリとした頭で過ごせると言われております。コーヒーのカフェインが効き始めるのは、飲んでから15分~20分後とされているので、昼寝前にコーヒーを飲むことで目覚める頃にちょうどカフェインが効いて気持ちよく目を覚ますことができます。

まとめ

多くの方が何気なく飲むコーヒーですが、健康効果やダイエット効果などたくさんのメリットがあったのです。それらを気にしながら飲むことで一段階美味しさが増すのではないでしょうか。また、コーヒーでも浅煎りか深煎り、豆の産地などによって味が全く異なるのも魅力の一つです。ご自身の好みの豆を探すのも楽しいかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?