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マスクが馴染めない

 ご時世とはいうものの、どうしてもマスクが馴染めない。仕事をしている時も、マスクが苦しくて、すぐバックヤードに引っ込んでは休憩していた。これは多分にうつ病のせいなのだろうとは思うが、如何ともし難い。
 おまけにフェイスガードなんかもつけられたから、たまったもんじゃあない。店はコロナ需要で忙しく目が回る状態で、こっちは戦力に碌にならずに、ハアハアいってる。これが原因で、休職した。
 とにかくきつかった。うつ病ってこころの病気なのでしょう。なぜこんなに体がきつくなるものなのか。
 とりあえず家にいればマスクは不要だ。外に出る時もマスクは持って行くが、ギリギリまでつけない。たとえば、人込みの中に入る時とか、店の中に入る時とか、それ以外は基本ノーマスクである。
 最近、知り合いがコロナになったという話をよく聞くようになった。コロナで自宅療養ということになれば、四六時中、マスクつけてなければならんだろうなあ、想像するだけで、恐ろしい。
 ちなみにコロナにかかったという知り合いは、ほとんど東京の人で、皆軽症だったので、なんかケロッとしている。予防接種のおかげなのだろう。
 ともかく東京でなくても確実にコロナ患者は増えている。マスクは必需品なのだ。我が家もたくさんストックしている。
 韓国製の立体型の何度でも使えるタイプのマスクを現在使用しているが、どんなタイプも試してみたが、息苦しいのには変わりがない。買い物以外は滅多につけないので、1枚のマスクが結構長持ちする。
 早くコロナが収まって、マスクなぞしなくていい世界が戻ってきたらいいのに。まるで現代のこの世界はSFかなにかのようだ。ナウシカ状態に近いではないか。
 どらえもんはいないのか。どらえもんは。この世界をどうにかしてほしい。
 これがゴーストの罠なら、サイボーグ戦士たちが、きっと助けてくれるだろうに。
 思うに空しい。コロナよ、早く退散致せ。

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