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腰痛といいながら

 腰が痛くて尿漏れがあると、尿路結石の疑いがあるらしい。おやおや腰が痛ければ、整形外科か整骨院と思っていたが、泌尿器科とは思わなかった。
 インターネットで調べるといろいろわかっていいが、つい数か月前に健康診断をした結果から言えば、尿路結石の疑いはまずないだろうと思われる。
 ただ将来的に尿路結石の可能性はないとはいえない。コーヒーは少し控えたほうがよさそうだ。
 そんな訳で、病院にはいかないことにした。もとより行く気はなかったが。自分で治せるものなら治したい。病院に行けばカネがかかる。
 それに病院でちゃんと病名がわかることってなかなかない。腰が痛くて整形外科に行っても、尿路結石とわかる医者がどれだけいようか。
 そう考えるとインターネットでいろいろ調べられる現代は随分と進化したといえるかもしれない。ただ僕のバセドウ病は相当悪化するまで、インターネットで調べてもわからず、どの病院もわからなかった。健康診断の時の先生が、僕の喉のふくらみを見て、すぐに病院に行くように言われて初めて甲状腺の病気だと分かった。医院を構えている医者がわからず、健康診断の雇われ医師がわかるというのは皮肉なものだ。すぐに甲状腺の専門の医者に診てもらいに行き、見事なバセドウ病だといわれた。
 うつ病もそうだ。首が苦しいので、甲状腺の先生に訴えたが、わからないからと、総合病院にうつされ、結局わからなかった。わかったことといえば、特に異常はなかったということだけだった。それで心療内科に行って、うつ病と診断された。
 なかなか本当の病名まで行きつくのは難しいものだ。腰痛も8割以上は原因が不明なんだそうである。実は僕の腰痛も、病院に行く日が近づくと痛むので、うつと同じで、心因性のものかもしれない。
 
 
 
 
  

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