見出し画像

WOMEN

 大学の卒業式、各学部の成績優秀者が答辞を読むことになっているのが慣例なのだが、どの学部も女性ばかりだったのを記憶している。
 それから約40年足らず、男女機会均等法が制定され女性の管理職も増えたとは思うが、大学での圧倒的な答辞の人数を思えば、全然少なすぎるように思う。
 今は丁度僕らの世代が日本を動かしている。その中で優秀な多くの女性たちはどこへいってしまったのだろうか。まだまだ男尊女卑的な老人たちが手綱を握って離さないのだろうか。どこで潰されていったのだろう。
 多くの国の国家元首が女性になってきている。米国も、副大統領は女性だ。大統領にもしものことがあれば、この人が大統領になる。
 日本は世界的に見ても女性の管理職の比率が少ない。国会議員の数も本来半々であってしかるべきところが、数%に過ぎない。
 ここは思い切った施策を打ち立てて女性議員の数を増やすべきだと思う。女性枠を設けて、半分は女性の候補者が当選するようにするのだ。そこまで思い切ったことをしないと未来永劫日本の未来はない。
 今の数では女性の意見はなかなか反映されない。どうしても男性本位で物事をみてしまうだろう。現在の女性議員もこの数では男性に圧倒されて、男性化しているようにしか見えない。
 男に負けるものか、では駄目なのである。女性特有の眼で社会を政治を見て頂きたいと思う。
 
 国会では以上のことを決められない。皆既得権益を守りたいからである。半分女性になれば、俺は落ちるかもしれないじゃないか、みたいなことばっかり考えるから、何も変えられない。1票の格差問題も今の国会では解決などできないだろう。
 国の借金問題もそうである。借金がたくさんあるのなら、まず無駄に多い国会議員の数を減らさなければいけないのではないか。誰もそれをまともにいわない。(1部野党がいってるけれど)
 衆議院議員参議院議員、ともに今の議員数を半分以下にして、そのまた半分を女性にする案をここに提案したい。別に選挙に出るでも政治活動するわけでもないけど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?