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私もここから、旅をする

Dear.friends

随分とご無沙汰してしまいましたが、お元気ですか?
私はあれやこれやと、激動の2022年を過ごしています。人の支えと応援があって何とか命を長らえています。こう書くと、何だかとっても大袈裟ですが、詳しく書くとみんなびっくりするので、今はまだ書く気になれません。
それよりも、書きたいことや残しておきたいことの方がずっと多いのです。それが私の「今を生きる」にダイレクトに直結しているなと、一日一日、感じています。

全てがひっくり返ったと言っても過言でない2022年。
ですが、私の中で、確かに残っていたのは「写真」でした。
ちゃんと歩いてきた、確かに私は旅をして撮ってきた。自分の軌跡に、今の自分が助けられている。そこにこそ絶大な安堵感を覚え、私の命に、一つ、今日もまた一つ、小さな灯火が蘇るのです。それはとても温かく、優しく、眩い。

今、書き進めているものと同時並行で、このnoteも復活させようと思いました。訪れた街々の記憶や記録を、噛み締めるように思い出すように。
それもまた、友人の写真家による写真と紀行文の刺激のおかげです。行ったことがない屋久島とインド・ゴアの旅を、一冊の本で経験させてもらった今日。
そうだ、固く握手を交わしたのは、一人だけじゃない。
天啓を運んでくれた証の、右手。
「見たいです」と代わる代わる言ってくれる、Face to Face。

今の私には、大海原に出る体力も気力もありません。でも、たくさんの写真がある。この小さな小さな部屋の片隅から、私は再び旅に出る。

またお便りしますね。それではまた。

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