見出し画像

それぞれの「きれいな味」から感性の花をひらく。週末だけのワインバー「AWA(アワ)」で春を祝うひととき

🍾🌠🐏 The Doll Festival.今回は雛祭りの記録です


・春を祝う、雛祭り

・春を駆ける、牡羊のワインとの出会い

・新しい扉をひらく時間

・リール動画

https://www.instagram.com/reel/C47n_vUPaQM/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

Boudoir ブドワール 秘密の小部屋 on Instagram: "🍾🌠🐏 The Doll Festival. 羊が連れて駆けてゆく 春の泡沫 ・・・ 「きれいな味のワイン」と聞いて、 あなたはどんな味わいを想像しますか? どんな味かは人それぞれですが、 そのソムリエールさんが選んでくれたワインには “Suivre mon étoile. Guider le troupeau.” 「私は私の星に従う、羊の群れに従うのではなく。」 と綴られていました。 フランス語でそう書かれたラベルの スパークリングワインで始まった、 週末だけのワインバー「AWA(アワ)」さんで 3月3日に行われた、お雛祭り。 今回はそのワインと茶懐石の催しの記録です。 この日いただいた スパークリングワインは フランスのラングドックという地域の、 シュナンブランという白葡萄を使用して作られたのだそう。 記されたラベルのロゴの中央には、羊の姿が。 このワインを作る ジャン・ルイ ドゥノワさんの誕生星座、 牡羊座がモチーフなのだそうです。 春分の日とほぼ重なる、 3/21からの星座、牡羊座。 3月のこのタイミングにこのボトルに 出会えたのは、偶然なのか計らいなのか。 春の羊に 新しい扉を開いてもらいました。 ”テッサリアの国王にはふたりの子どもがありました。 この兄妹は継母に憎まれました。お祭りのとき、継母は兄弟を神の生け贄にして、体よく始末しようとしました。 これを知った生母の雲の精は、大神ゼウスに助けを乞いました。 ゼウスはこれを聞き入れ、ヘルメスと空を飛ぶ金色の羊をさしむけ、ふたりを助けました。 ですが、兄妹が逃げる途中、妹は羊の背中から誤って落ち、海に沈んでしまいました。金色の羊は嘆く兄を元気づけ、彼を安全な国に送り届けました。”  そしてゼウスは金色の羊を天に上げ 星にしたという、悲しみや辛いことが重なる中でも 「生きる・向かうこと」を選ばせた羊の神話があるそう。 本によれば牡羊座は、 どこかに向かうこと「そのもの」であり 古い世界を飛び出すこと「そのもの」の星座なのだそう。 ジャン・ルイ ドゥノワさんが 5代も続くシャンパーニュを作る家系に生まれたにも関わらず 枠に収まり6代目になることを嫌い、 ワインの世界へと進んだ というお話や そのロゴの言葉である “Suivre mon étoile. Guider le troupeau.” 「私は私の星に従う、羊の群れに従うのではなく。」 を知り、この方は 「新しさ」を届けている方なんだ!と あの日の味わいを描きながらしみじみと思い出していました。 ワインバーで出会える銘柄はその時々で異なる中、 ソムリエールさんから この牡羊座のラベルのお話を伺った時には、 子供舌ながら 「どんなスパークリングワインなの!?」と 私の中をロマンティックが駆け巡りました🐏🌠 最後の一服の薄茶のためにある茶懐石。 そのお茶事の形式に則りながら、 本来は一品ずつ出る食事は 京都の祇園土井 @giondoi さんの茶懐石弁当…! お弁当の中ひとつひとつのお料理に 春を祝う心がきめ細やかに重なっているようで、 感動しながら食べ進めていました。 「この味わいにはこちらのワインの方が合いますよ」と 教わりながら自分の中で発見していく 贅沢なマリアージュにも感動しきり。 (お味噌の味わいと古酒のようなセバスチャン・リフォーさんのワインの どこまでも探りたくなる味わいも好きだった…!) お茶事のメインである、薄茶と 阿古屋貝(あこやがい)が真珠を抱いた意匠の とらやのお茶菓子『あこや』も 可愛くて美味しくて、幸せなお雛祭りでした。 「きれいな味」と感じる部分は十人十色。 この会の中にちりばめられたたくさんの美しさの どの部分に気付いて心がときめくのか。 言葉や表情から引き出して、 そこから会話を豊かに膨らませてくださる。 学びもありながら、 自分の感性もひらいてもらえたような、 夢見ごこちなひととき。 私にとってのこの日のきれいな味は、 新しさを羊が連れて駆けてゆくような さわやかできらきらした味でした。 美味しいものと素敵な物語のマリアージュ。 新しい扉が開いた気がしています。 「お酒は教えてもらうものでもあります」という ソムリエールさんの言葉どおり、 私にとってはまたひとり、 美を知る素敵な先生を見つけたみたいな気持ちです。 普段は主に週末にオープンしているワインバーで、 なんと1階にある wasabiさんの串揚げも一緒に楽しめます。 (今木さんの串もまた美しい味…これもまた別途語れる位) 法善寺の情緒ある街並みを歩いて、 大人の階段をのぼる時間をあなたも是非。 🍾🌠🐏 AWA(アワ) @awa_hozenji ・・・・・・・・・ 【参考文献】 ・石井ゆかり 著(2023年)『 新装版 12星座 』すみれ書房 ・・・・・・・・・ #ワインバー #winebar #法善寺 #法善寺横丁 #hozenji #vindefrance #フランスワイン #wine #ワイン #祇園土井 #美食 #スケッチ #sketchbook #boudoir_m #ブドワール秘密の小部屋" 1 likes, 0 comments - boudoir_m on March 25, 2024: "🍾🌠🐏 The D www.instagram.com


・文字起こし

ここからは画像内の文字のみを記載しています。

「きれいな味のワイン」と聞いて、あなたはどんな味わいを想像しますか?

どんな味かは人それぞれですが、
そのソムリエールさんが選んでくれたワインには

“Suivre mon étoile. Guider le troupeau.”

「私は私の星に従う、羊の群れに従うのではなく。」

と綴られていました。

フランス語でそう書かれたラベルのスパークリングワインで始まった、
週末だけのワインバー「AWA(アワ)」さんで
3月3日に行われた、お雛祭り。

今回はそのワインと茶懐石の催しの記録です。

この日いただいたスパークリングワインは
フランスのラングドックという地域の、
シュナンブランという白葡萄を使用して作られたのだそう。

記されたラベルのロゴの中央には、羊の姿が。
このワインを作るジャン・ルイ ドゥノワさんの誕生星座、
牡羊座がモチーフなのだそうです。

春分の日とほぼ重なる、3/21からの星座、牡羊座。
3月のこのタイミングにこのボトルに出会えたのは、偶然なのか計らいなのか。

春の羊に新しい扉を開いてもらいました。

“テッサリアの国王にはふたりの子どもがありました。
この兄妹は継母に憎まれました。お祭りのとき、継母は兄弟を神の生け贄にして、体よく始末しようとしました。
これを知った生母の雲の精は、大神ゼウスに助けを乞いました。
ゼウスはこれを聞き入れ、ヘルメスと空を飛ぶ金色の羊をさしむけ、ふたりを助けました。ですが、兄妹が逃げる途中、妹は羊の背中から誤って落ち、海に沈んでしまいました。
金色の羊は嘆く兄を元気づけ、彼を安全な国に送り届けました。” 

そしてゼウスは金色の羊を天に上げ星にしたという、悲しみや辛いことが重なる中でも「生きる・向かうこと」を選ばせた羊の神話があるそう。

本によれば牡羊座は、どこかに向かうこと「そのもの」であり
古い世界を飛び出すこと「そのもの」の星座なのだそう。

ジャン・ルイ ドゥノワさんが5代も続くシャンパーニュを作る家系に生まれたにも関わらず
枠に収まり6代目になることを嫌い、ワインの世界へと進んだというお話や
そのロゴの言葉である

“Suivre mon étoile. Guider le troupeau.”

「私は私の星に従う、羊の群れに従うのではなく。」

を知り、この方は「新しさ」を届けている方なんだ!と
あの日の味わいを描きながらしみじみと思い出していました。

ワインバーで出会える銘柄はその時々で異なる中、ソムリエールさんから
この牡羊座のラベルのお話を伺った時には、子供舌ながら
「どんなスパークリングワインなの!?」と私の中を
ロマンティックが駆け巡りました🐏🌠

最後の一服の薄茶のためにある茶懐石。
そのお茶事の形式に則りながら、本来は一品ずつ出る食事は
京都の祇園土井 @giondoi さんの茶懐石弁当…!

お弁当の中ひとつひとつのお料理に
春を祝う心がきめ細やかに重なっているようで、
感動しながら食べ進めていました。

「この味わいにはこちらのワインの方が合いますよ」と教わりながら自分の中で発見していく贅沢なマリアージュにも感動しきり。
(お味噌の味わいと古酒のようなセバスチャン・リフォーさんのワインのどこまでも探りたくなる味わいも好きだった…!)

お茶事のメインである、薄茶と阿古屋貝(あこやがい)が
真珠を抱いた意匠のとらやのお茶菓子『あこや』も可愛くて美味しくて、幸せなお雛祭りでした。

「きれいな味」と感じる部分は十人十色。
この会の中にちりばめられたたくさんの美しさの
どの部分に気付いて心がときめくのか。
言葉や表情から引き出して、
そこから会話を豊かに膨らませてくださる。

学びもありながら、自分の感性もひらいてもらえたような
夢見ごこちなひととき。

私にとってのこの日のきれいな味は、
新しさを羊が連れて駆けてゆくような
さわやかできらきらした味でした。

美味しいものと素敵な物語のマリアージュ。
新しい扉が開いた気がしています。

「お酒は教えてもらうものでもあります」という
ソムリエールさんの言葉どおり、私にとってはまたひとり
美を知る素敵な先生を見つけたみたいな気持ちです。

普段は主に週末にオープンしているワインバーで、
なんと1階にある
wasabiさんの串揚げも一緒に楽しめます。
(今木さんの串もまた美しい味…これもまた別途語れる位)

法善寺の情緒ある街並みを歩いて、
大人の階段をのぼる時間をあなたも是非。

🍾🌠🐏

AWA(アワ)
@awa_hozenji

/////////////////////////////////////////////

【参考文献】
・石井ゆかり 著(2023年)『 新装版 12星座 』すみれ書房より

/////////////////////////////////////////////

Boudoir
ブドワール秘密の小部屋
HP

instagram

YouTube

#ワインバー #winebar

#法善寺 #法善寺横丁 #hozenji

#vindefrance #vinsdefrance

#フランスワイン #ワイン #wine

#祇園土井 #美食 #至福の時間

#大阪ワイン

#牡羊座 #aries


#インク #インク沼

#食べ物イラスト #フードイラスト

#手描き #手描きイラスト

#スケッチ  #感性の記録

#boudoir_m #ブドワール秘密の小部屋

応援が何より励みになります。 いただいたサポートは、より良い創作・制作の為に使わせて頂きます。