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月始:映画は家で見るもの。〜マーズ・アタック!〜

映画は家で見るもの。~マーズ・アタック!~
※ネタバレを含みますのでお気をつけてください。

原点にして、頂点の侵略モノ作品。


 この映画で宇宙人に興味を持ち、クリーチャー系デザインに興味を持ち、B級SF映画に興味を持ちました。
幼少期のsexy隊長に多大なる影響を与えたといいますか…与えてしまった作品です。
結果20年経った今でも好きすぎて、中野や秋葉原でマーズ・アタック!のフィギュアを見つけると買ってしまうレベルで大好き。
何が好きといいますと、やはりこの宇宙人のデザイン。

 気持ち悪い!って意見もありますが、まずあの時代に想像といいますか、知っている宇宙人のデザインってE.T.か下記画像のグレイタイプしかなかったんです。スターウォーズみたいな完全に人型の宇宙人もありますけど

こんな感じのTHE宇宙人!みたいなモノしか知らなかったんです。
あとは火星人といったタコみたいな宇宙人でしょ?という感覚しかなったのですが…。

そこにマーズ・アタック!みたいな宇宙人のデザインを見せつけられたら、もう…

凄い!カッコいい!かわいい!

 衝撃により語彙力を失い、この三単語を連呼していました。
ちなみに20年経った今も凄い!カッコいい!かわいい!しか言えません。
こんなに好きなのに説明が出来ません。悔しい。
しいて言うなら、宇宙人は「暗い色」というイメージがあったのですが、マーズ・アタック!はカラフルなのが本当に衝撃。
賑やかで派手でギラギラしている宇宙人!?
そんな宇宙人ありなの!?
ありです。結局未だに、このデザインを超える宇宙人に会えないのは、想像を全て超越していく存在がマーズ・アタック!だけだったからだと思っています。
マーズ・アタック!を超えるためにはマーズ・アタック!以上の衝撃に出会わなければならない…と考えると、きっと死ぬまで超える存在は出てこないでしょう。

 デザインの話ばかりしていましたが、もちろんストーリーの部分もツボ。
和平交渉を進め、火星人と地球人代表であるアメリカ大統領が握手を交わします、そこで地球人のヒッピーが平和の象徴である“ハト”を天高く飛ばしてしまったが運の尽き。
火星では戦争の合図として“ハト”を天高く飛ばすという文化があるらしく、そこから地球侵略が始まるというストーリー。
子供の頃は、なんだこの設定!ハトって!
って思っていたのですが、大人になった今見ると意外と奥深い。
ピースサインがギリシャでは侮辱にあたる意味だったり。実はこちらが普通にしている行動が、他文化の地域ではまったくもって裏の意味になってしまう。そんな話だったんだな…と、大人になってから気づきました。

 この火星人により、地球人はどんどん虐殺されていきます。
とにかく強い!殺戮モードになった火星人がとにかく強い。
地球より優れた科学力を持ち、情け容赦ない火星人に全く歯が立ちません。
果たして、地球はどうなる!?地球人は為す術もなく全員虐殺されていくのか!?
否!
火星人には…まさかの弱点が…。
その弱点の部分は敢えて隠しますけど、この弱点がとにかく大好き。
まじかよ!そんな弱点が…最高かよ!しかも、確かにこの弱点があるなら科学力に負けていても勝てるじゃないか!話に無理がない!
是非、マーズ・アタック!を見てvs火星人戦を楽しんでください。

他にも地球人女性に化ける火星人、ゴジラvsビオランテを宇宙船の中で見ていたり、犬と女性の首をすげ替えられたりと小さなネタを語りだしたらキリがありません。そして、これらは文字で語るよりも実際に見てもらい部分であります。
映像で見る衝撃…いや、笑撃を味わってください。

https://www.youtube.com/watch?v=9poMOTVyQpA

マーズ・アタック!(MARS ATTACKS!)1996


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