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ご馳走は季節の味

こんにちは。ぼーんぐんです。

8月に入りました。夏のレジャーにお盆休みにと、仲間内で誘い合って海や山へと出かけたくなる季節ですが、残念ながら昨年に引き続き今年も自粛が必要なようです。明日から私の住む大阪でも4回目の緊急事態宣言に入ります。マスク、手洗い、消毒の徹底のほかに人との会話も大幅に制限されます。残念ながらどうする事も出来ませんので大人しくしていましょう。

しかし、このような状況下でも時間が経つとやってくるのが”食欲”ですね。「お腹空いた」「うん何か食べよう」先の読めない混沌とした状況も、食欲が満たされれば”なんとかなるさ”と楽観的になるというものですから、人間っていう生き物は単純なものです。

さあ、あなたの番です。「何を召し上がりますか?」「8月の季節の味といえば何を思い浮かべますか?」

私は8月の定番でしょうが”スイカ”を真っ先に思い浮かべます。井戸水で冷やした丸ごとスイカを大胆にカットし”ガブリッ”といけば気分爽快です。種も適当に口の中で集めては、そこらへんに”ぺっぺっ”

「こらぁ」「ごめんなさーい」

都会暮らしではそうはいきませんね。冷蔵庫にカットしたスイカを冷やしておいて、切り揃えられたスイカをお皿の上で”カプリ”。豪快さは異なりますが、以前同様にスイカは美味いですね。「ん-うまい」

私は子供の頃よりスイカ食いを自称しています。今でもスイカの目利きだけは誰にも負けません。町内の金メダリストです。折角なのでみなさんへ少しコツをお教えしましょう。まずは丸いスイカが販売されている大型スーパーへ行き、遠目から「大きさ」と「緑の濃さ」であたりを付けます。次は表面を触りスイカ特有の縞模様が凸凹しているものを選びます。そっと持ち重さを比べます。そして忘れてはならないのは”スイカのおしり”のチェックですね。くるっと引っくり返して底を見ます。”キュッ”と小さく締まったものほどいいのだと、以前私の師匠、八百屋のご主人に聞きました。(笑)

店舗のPOPに糖度表示があれば買いやすいのですが、出ていないケースはこのように「買う楽しみ」も合わせてスイカを堪能しています。みなさんも一度お試しください。

「スイカは90%水分」だと言います。

ですから夏場にスイカを食べることで水分補給にもなりますし、利尿作用に優れた成分を多く含んでいて、身体に溜まった老廃物を尿と一緒に排出してくれるので、疲れを癒やしてくれる効果もあるんです。また、スイカに含まれるカリウムによってナトリウムを排出させ、高血圧を防ぐといいますから、「美味しくて、体にもいい」まさに良い事づくめだね・・と考えたいのです。

でも私は知っています。これは適量を食される人に限るんです。私の様に土曜日に10kgをこえる玉スイカを買ってきて、食事とは別のデザートとして2日で平らげてしまうようではいけません。1日に5kgはダメですね。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」

度が過ぎることは、足りないことと同じくらい良くないということですね。間違いなく夏の季節のご馳走は”スイカ”ですが、食べ過ぎて”スイカ腹”にはご用心ってね。

「上手い。山田君、ぼーんぐんさんに座布団一枚差し上げて」

お後がよろしいようで。

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第一回:ご馳走は母の味
https://note.com/booooooongun/n/n617391387bca

第三回:ご馳走は郷土の味
https://note.com/booooooongun/n/na4341adb419a

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