映画メモ 風が強く吹いている
風が強く吹いている
出演 小出恵介, 林遣都
小説を2時間枠に収めることはやっぱり難しい、とは感じたものの、全体的に原作の魅力を保ちつつ、うまくまとめているな、という印象を受けました。
原作である三浦しをんさんの同名小説は、箱根駅伝を目指す学生たちの絆と成長を描いた感動的なストーリー。
ケガにより、エリートランナーの道を閉ざされたハイジと、高校時代のある事件から走る場を失った天才走者カケルの出会いから物語は始まります。
ハイジの策略により、寛政大学陸上競技部の仲間と共に箱根駅伝出場を目指す姿は、小説の持つ感動とユーモアをそのまま映し出しているといえるでしょう。
ヒロインの存在があまり目立っていなかったので、映画版は思いきってその部分を削除してもよかったのかな、という気はしましたが、概ね原作のファンにとっても納得のいく出来栄えといえる本作品。
詰め込み過ぎ感はあるものの、その中で効果的にエッセンスを凝縮し、三浦しをんさんの世界観をしっかりと伝えてくれています。
映画を観た後に小説を読むことで、より深く物語を楽しむことができるでしょう。
三浦しをんさんの原作が好きな人、箱根駅伝を毎年見ちゃう人にぜひ観ていただきたい作品です。
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