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『すべての月、すべての年』 読書会 #3 (2023.10.22)
9月から3回連続で開いてきた読書会が最終回を迎えた。
次はまた方法を少し変えてやっていこうと話している。
今回もわたし(主催者、九店主)、あずさん(主催者)、夫(九店主)の3人。
〈今回の本〉はルシア・ベルリンの『すべての月、すべての年』。
大好きなルシア・ベルリンだ。
女であること
まず夫が、本書には「女のひとの考え」みたいなものが詰まっていて、そこに魅力を感じたと言った。
最近夫はことあ
『ある一生』 読書会 #1 (2023.8.20)
8月20日(日)、はじめての読書会をひらいた。
といっても参加者はゼロだったので、主催するあずさん(ご近所の友人)、わたし、夫の3人。
わたしとあずさんは2回目、夫は1回目の読了で、読んだ回数も時期も異なることから、自分の中の本の熟成度みたいなのがそれぞれ違っていて、それもまたおもしろいと感じた。
まずは〈今回の本〉の簡単な紹介から。
1899年生まれの主人公は母親を亡くして3歳のときにオー