LIVE - RMC でのエマニュエル・トッドのインタビュー全文

以下要約させて頂きます。 :

トッド氏は、西側諸国とロシアの対立について分析しています。トッド氏によると、西側諸国は道義的にも経済的にも衰退の一途をたどっており、ウクライナ侵攻に代表されるロシアとの対立は、西側の敗北を決定付けるものだとしています。

トッド氏は、西側諸国の敗北の原因を二つ挙げています。一つは、西側諸国がNATOを通じてアメリカの外交政策に従属していること。もう一つは、EUの影響力が強まり、西側諸国が自国の意思で政策を決定できなくなっていることです。つまり西側諸国は、アメリカとEUの二重の従属関係にあると分析しています。

さらにトッド氏は、西側世界の敗北の根本的な原因は、プロテスタント的価値観の崩壊にあると指摘します。プロテスタント的価値観の消滅は、西洋社会の伝統的な家族や地域社会の絆の崩壊を招き、西側社会の根幹を揺るがしているとしています。

トッド氏はこの状況を重く見て、西側諸国民に対し、アメリカの保護から切り離される覚悟を促しています。ロシアの脅威を過小評価すべきではないものの、対立をエスカレートさせることなく、西側の敗北を甘受する必要があると訴えています。

感想 : フランスがアメリカに合わせており、NATOによって支配されているため、フランスは存在しないと…なるほど…どこか?の国と同じというコトですね。

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