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大縄跳びの入り損ねみたいな毎日

自分で言うのもなんだけれど、小中高と所謂優等生をやっていた。
やっていたという表現は,根っからの優等生タイプではなかったから。

ハキハキものは言う方だったけど、しっかりしてるかと言われると結構微妙で、割とテキトーであったと自覚してる。ただしっかりしてると思われてた方が何かと物事が運びやすかった。友達と遊ぶにしても、先生に意見するにしても。

そんな感じだから,大部分の人が当たり前に出来ていることは私も当たり前にできるできるようにしていた.

しかし,最近それも難しくなってきた.

週5勤務が辛いのである.

厳密に言えば9時5時勤務を5日連続で行うのが辛いのである.

この文句は政府に言えば良いのか,会社に言えば良いのか分からない.
ただ本当に聞きたい.何故5日連続勤務が良いと思ったのか.何故5日連続勤務の疲れが土日の2日で癒せると思ったのか

よく勤務は9時5時なんて言っているが,お昼休みと会社に行く身支度や通勤時間を考えたら半日弱は仕事のために費やしていることになる.帰ってから家事だ,寝る準備だとしていたら,癒やしの時間を持つことは難しい.

これで残業なんて入ったらもう酷い.起きて会社に行って,帰ってきて寝るだけの生活である.そんな生活を続けていると,私は仕事するために生きているのかなと錯覚してしまうぐらいだ.

週末にアクティブに過ごすなんて論外である.作業疲れだけでなく,他の部署との折衝だったり,板挟みで平日は気が張っているから,一人の部屋は究極の癒やしである.布団の中で過ごすことがほとんどで,頑張って近くのスーパーである.

でもそんなことが続くと,さすがに悲しくなってくるのだ.
すごいやりがいを感じているわけでもないのに,淡々と仕事するばかりの毎日で,感情が揺れることなく時間だけ過ぎ去っていくのかと.

とりあえず一瞬だけどこかで立て直したいと思う.だけれど何をトリガーにすればいいのだ.趣味か?純粋な休息か?休むのは限界まで頑張ってからのご褒美がいいの?それとも疲れる直前で休みを楽しめたほうがいいの?

決めたところで,思うように進まない.タイミングを見計らっては逃して,見計らっては逃しての繰り返し.まるで中々大縄跳びに入れない子供のようである.

他の人が当たり前のように働けるのが心底不思議でたまらないのだ.

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