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2021年1月、この本買いました。

こんにちは。BOOKLABTOKYOの富澤です。

よく、本が好きじゃない、活字が嫌い、という方がいます。

確かに、読むのに何日もかかる本もありますが、数分で読める本もあります。文字が書いてない本だってあります。

難しい本を読まないといけない、と思ってる方が多いのではないでしょうか。

今日は、私がこの一ヶ月に購入した本を紹介しますが、びっくりするくらい、難しい本なんて一つもありません。

本屋に入って目に留まった本、誰かがオススメしてくれた本、表紙のデザインが好きな本。

とりあえず、どんな本でもいいから一冊読んでみませんか?

■ 世の中と足並みがそろわない ( ふかわりょう/ 新潮社 )

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購入場所:BOOKLABTOKYO

芸人・ふかわりょうさんのエッセイです。世の中の普通に疑問を持ち、持論を唱え、小さな幸せをムフフと楽しみながら歪みを貫く、そんな彼の魅力が詰まっています。
例えば、彼は三軒茶屋を「三茶」と略す資格がないと自分で言います。(略すには、しかるべき時間と経験が必要らしいのです) 。 唯一、その資格がある「三宿」には略す部分がないと嘆く。また、「たこ焼きとアイスのピノは6個が絶妙の法則」(!) を見出し、偉大なる6個と讃えています。
この本を読めば、きっと自分の毎日が少し愛おしくなるはず。ちなみに、デビュー当時に装着されていたヘアバンドは無印良品のものらしい。

■ 最近の好物100人  (https://note.com/donationzine/n/n9ed8d92db095)

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購入場所:SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS

奥渋の本屋SPBSにて購入したこのZINEですが、売り上げの100%が販売店への寄付になるというDONATION ZINE。
都築響一、曽我部恵一、スズキナオ……。2020年春に発売されたものですが、その企画と裏表紙の名前たちに興奮し、即購入しました。
内容はお仕事の話でも、立派な経歴のお話でもなく、まさかの「最近の好物」。ミュージシャン、フォトグラファー、漫画家、など100人の方々の、(最近の)好きな食べ物や飲みものについて、真面目に語られています。
さすがの皆様、200字程度にまとめられたコメントが個性豊か。
例えば、美味しいタルトのあの堅い部分、あれを「タルトの背もたれ」と名付けるセンス。あの人もこの人も、自分と同じような日常生活の一部分が見えると、ちょっとほっとします。そして、気軽に友達と会えない今、「あの人何食べてるだろう?」と思い浮かべるのって素敵だなと思います。

■ 江戸川乱歩全集 -屋根裏の散歩者- (江戸川乱歩/光文社)

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購入場所:神保町の古本屋

古本屋で見つけた「江戸川乱歩全集」。そういえば、去年の夏頃にお会いした、江戸川乱歩ファンの方に「白昼夢」がオススメです、と教えていただいたことを思い出し購入しました。古本屋はこの「そういえば」がよく起こります。
厚さ3.4cm、全740ページほどありますが、ごめんなさい、P427 ~ p436  その部分しか読んでいません。また、そのうちに。

■ 雑誌「幼稚園」 2・3月号 (小学館)

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購入場所:BOOKLABTOKYO

以前、アートブックフェアに雑誌「幼稚園」が並んでいたことをきっかけに毎月注目しています。特に付録。今回は、UFOキャッチャーです。これまでも、セブンティーンアイス、ATM、公衆電話など、付録を作りながら仕組みや使い方を学ぼう、というもの。雑誌の中身も、行事カレンダー、ちょっとした科学のお話、おあそび絵本、など大人になってから読む「幼稚園」が面白く、色使いやレイアウトなど、アート本感覚で読んでいます。カタカナにもルビがふられているところが可愛い。

■ とおいところ -まど・みちお画集-  (まど・みちお/ 新潮社 )

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購入場所:阿佐ヶ谷の古本屋

2003年のまど・みちおさんの画集。繊細な線で描かれる抽象画と詩が載せられています。まど・みちおさんは、「ここにコップという物がある。図々しい〝名前” などという浅はかな奴を、わざわざ絵の中にまでのさばらせて読んでやる必要があるか。」と言います。あらゆる事物は名前をつけることで成り立っているけれど、絵の中くらい自由にさせてくれ! という、その考え方が素敵です。静かで自由な絵は、一旦頭の中を空っぽにしたい時にめくります。
1953年から使われていたスケッチノートの一部や、さらには江國香織さんがまどさんについて語る文章まで載っている贅沢な一冊でした。

■ 世界一やさしい問題解決の授業(渡辺健介/ダイヤモンド社)

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購入場所:川口の古本屋

10年以上前にベストセラーになったこの本。「論理的思考が足りていない」と言われへこんでいたところ、ちょうど見つけたので購入しました。これまで感覚で生きてきてしまった私ですが、2021年は論理的思考を身に付け行動したい……。と思っていますが、さて人生の問題が山積みです。どれから解決していこうか。私のような大人になる前に、小さい頃に読んで鍛えておくべきと思いました。登場するキャラクターたちが可愛いです。

■花束みたいな恋をした(坂元裕二/リトルモア)

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購入場所:BOOKLABTOKYO

待っていました! 今週金曜日に公開する、映画「花束みたいな恋をした」の脚本です。映画の公開を半年以上前から楽しみにしています。(エキストラにも応募するくらい)  先にこの本を読むか、映画を観てからにするか数日悩みましたが、ひとまず読まずに我慢しています。積ん読ではなく、おあずけされている本は初めてです。感想はまた今度。

■ ケトル vol.57 (太田出版)

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購入場所:BOOKLABTOKYO

まさかのいくえみ綾特集。「潔く柔く」全12巻を借りパクしていることを思い出しました。漫画家、作家、デザイナー、女優さん、幅広いファンの「マイベストオブいくえみ綾」や「ご自由にお使いください  いくえみフォント」などボリュームたっぷりです。個人的には、前田エマさん、草野庸子さん、青柳文子さんの大好きな御三方の対談が萌えました。いくえみ男子に出会えることを願って、またあの漫画を読み返したくなる一冊です。

BOOKLABTOKYO 富澤

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