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【子育て】 7年目を迎えた、母の気持ち。

7年前の今日、
2016年9月8日 夜19時18分
息子が生まれた。

長時間の陣痛に耐え
最後は吸引分娩となり
すべてのエネルギーを使い果たし
疲れきっていた私は、

生まれたばかりの息子を
すぐ抱っこできるほどの力さえ
もう、残っていなかった。

今でもときどき
残念に思うことがあるけど、

でも無事に元気に
生まれてきたくれた
それだけで十分だと思ってる。

「生まれましたよ」と
その小さな小さな
お顔を見たときは、

やっと会えたという喜びと
この子が私のお腹のなかで
生きていたんだと、
胸がいっぱいになった。

わたしは不妊治療も長くて
何度も涙を流したので、
息子の誕生が、
夫婦にとって特別な意味をもった。

家庭を守り、仕事をしながらも、
「母」としても生きる
人生がはじまった。


大変なこともあるし
苦しく辛いこともある

思う通りにことが運ばない進まない
なんてこともよくある。

でも、私は
それでもいい。
それがいいと思っている。

子どもがいるから
経験できること
味わえることだから。


この子が産まれてくれて
この子がいるから
私は「母」になれた。

最近昔の写真を眺めては
1歳、2歳、3歳、4歳、、、
ほんとうにあっという間だったなぁと
しみじみ思う。

子どもを通して出会うすべての人たちに
感謝の気持ちですし、

子どもがいたから行ける場所や参加できること
ということもたくさんあるだって
教えてもらった。

私はますます公園が好きになったし
息子と遊びながら
自分の子ども時代を思い出してる。


この6年間息子と
さまざまな場所に出かけ、
いろんな景色をみて、
季節を感じた。

また体験を通して、
たくさんたくさん
一緒に遊ばせてもらった。
息子に感謝。


子どもと意思疎通や
会話がきちんと成立するようになり
子どもの心がゆっくりと
確かに育っていることを感じてる。

私の一つ一つの態度や言葉
子どもへの対応が
息子の柔らかいスポンジに
染み込んでゆく。

ハッとさせられ
反省することもしばしば。

年齢が二桁に入ると
顔つきも変わるし
また一段と大人になるらしい。


何か困ったとき苦しいときは
母にまたは父に
相談してくれるだろうか。

そういう信頼関係を息子と築きたい。
そう思っている。

私たち夫婦は、
「子どもを尊重する」
という共通のゴールをもって
子育てをしている。

息子が息子らしく生きること、
あなたはあなたのままでいいよ、と
YESと言える母でありたい。

7年目。母のわたしは
まだまだ道の途中。
息子に教えられることばかり。

いずれ私たちのもとを離れ
自分で生きていく

私たちではない
だれか別の人たちと
深い関わりをもち、
支えられ見守られ
生きていく。

離れていったとき
昔を思い出しては
寂しさも感じるだろうけど

巣立っていく
背中を温かく見守りたいと
私は思っている。

その日まで
共に成長し、笑い、泣き、
母として成長する。

おめでとうと、
私たちのもとへ生まれてきてくれて
ありがとうの日。

2023.9.8 金曜日





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