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広報部〜同じ月を見上げて〜

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本を読んで、日記を書いて、思いを巡らせている。言葉にならない思いを抱きしめている。日記は10年以上。書くことが好きです。コメント嬉しいです。フォローお気軽にどうぞ。
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2023年4月の記事一覧

【本とわたし】 4月の読書記録

いろいろと出来事があった1ヶ月だった。けれど結局さいごには「はぁ〜、それでもいい1ヶ月だった」と言える自分がいること、すべての出来事に感謝をし、手を合わせている自分がいるんだから。何があろうとも、これからもきっと、大丈夫なんだと思う。 木 幸田文「木と触れ合うのにも、一年をめぐらないと確かではない。せめて四季4回は見ておかないと話にならない」 この言葉は深いと思う。 他にも言えるのではないだろうか、と思う。 すぐに理解したと思ったりはせずに、せめて1年は勉強する、考える

【手紙⑤】 4月

ことばことばは、そのときの思いが溢れでたものだから もう一度言ってと言われても 出てこないときがある ことばは、そのときの気持ちがのるから 疲れているときとか しんどいときはそれがそのまま出る でも、それでもいいんじゃない だって、それが今のあなたなんでしょ それを読みたいんだもの 深化 歳を重ねてゆくなかで 削ぎ落としていきたい よりシンプルに 純粋なものを追求していきたい 「言葉を生きる」という本のなかで池田晶子さんが「変化より「深化」する」と言っていた なるほど

【広報日記】 他人の関与しない「わたしの幸せリスト」を出してみた。

  昨日の「手紙」の続きとなるお話しです。 「死ぬまで生きる日記」を読んでいたら、P63に「他人の関与しない 条件なしの幸せについて、リストアップしてみてはいかがでしょうか」と、蘭さんがカウンセラーさんから提案されていた文章を読んで「あ、私もやってみたい!」と思いました。 というのも、蘭さんがこれを書いていらっしゃったのは、数年前のGW初日の午後で。まもなくGW迎える私、なんだか良いタイミングだなぁと思って書いてみることにしました。 〈2023年春 わたしの幸せリスト〉本

【あなたへの手紙④】 カウンセラーはわたし自身。書いて、安心して、お腹がすく。

 こんにちは。お元気お過ごしですか。こちらは新緑が美しい季節です。風が爽やかで心地よくて。何をするにも良い季節です。一年中こんな気候ならいいのになぁ、と毎年思ってしまいます。  私も「本当のことを書きたい」と思っています。「本当のこと」と言葉で言うのは簡単ですが、それが時に難しいのです。「これ、本当の気持ち?」と自分に問いかける。それが出てくるまで、何ページも日記帳に書き続けることもあります。納得するまで書き続けることもします。 本当の気持ちを書くとき、やっぱり本当に思っ

【広報日記】 一日の終わりに、本を読んでから眠る。

 春はなんだか疲れがたまりやすい季節ですね。季節の変わり目であったり、新しい環境の変化、新しい生活スタイルに慣れるために。ひとつひとつの出来事に、行動に、自然と肩に力が入っているようです。春は、疲れやすい。 ーー日常から離れるために読書を。ここ最近は意識して、早めにベッドに入るようにしています。そのために仕事終わってからの夕飯は頑張らないこと、片付けもほどほどに。翌日に回せることは「今」やらなくてもいい。あんまりイライラせずに。そんな気持ちを大事にしています。 子どもが寝

【本とわたし】 本はわたしの感情を動かす。

本は、読み手の心を、感情を、動かす。 ことばと出会うことを、続けなければならない。 『お母さんの読書会〜子育てを語り合う〜』 普段のじぶんの子育てから一歩離れて、自分を見つめること。それがどんなに大切なことかと、離れてみるとよくわかる。自分がよく見えることがある、ハッと気づくことがある。そういう時間を大切にしたいと思っている。 日常の中にある、小さなほんの些細な親子の交流が、毎日子どもの心の井戸に入っていく。「人の心は深い井戸に似ている」と、児童精神科医の渡辺久子先生が

【広報日記】 ずっと自己紹介している。

noteをはじめて2ヶ月が経過しました。 自分の思いや考えいていること やっぱり文章にするのも好きだし、 楽しいなと思う。 しかし、これを読む人のことを どこか遠くに置いてきてしまい、 自分から見たもの、見ているもの ばかり書いてしまうところがある。  つまらなくないかな、とか 時々不安になったり、心配したり。 面白いとか、ためになるとか、たぶん そういうのは少ないとおもいます。 けれど、わたしは自分の内側にある それらをこうして言葉にして綴りたいのです。 ずっと自

【広報日記】 お家で仕事している日のこと。

 息子はまだ寝ている。ときどき様子を見に行くが具合が悪い様子もない。熱もない。いつもあんなに元気なのになぁと思いつつ。短い春休みが今日で終わる。昨日の疲れもあるのかなと(昨日は仕事で外出せねばならず母が来てくれ一緒に遊んでくれた)明日から始まる新しい門出(明日はいよいよ入学式!)にあたり休息しているのかな、とかいろいろ考えてしまうけれど。本人から「寝たい」と言っていたので、そっとしている。あぁ、家が静か。 いつも本を置く。 わたし専用の机はなく、ここはダイニングテーブル。結

【本とわたし】 3月の読書記録。

◆水中の哲学者たち 永井玲衣「だが、そうだとしてもわかりあおうとしあいたい、とわたしは願う。完全に通じ合わなくてもいい。わかりあうことはゴールではない。わかりあうのではない。わかりあおうとしあうこと。互いに空を飛ぶことを夢見ること、それだけでいい。」(P31) 3月に開催した読書会『水中の哲学者たち』を持ち寄ってシェアしあった。再読。哲学内容だとやはり、時間内のトークだけでは物足りなかった。「もっと話したかった!」「もっと聞きたかった!」というのが本音。何度も再読しているけど