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小学校教員のICT活用術④〜ふり返りでテキストマイニング!〜

テキストマイニングとは?

 テキストマイニングは、大量のテキストデータから有益な情報を見つける手法です。例えば、インターネット上の文章やメール、ソーシャルメディアの投稿などから、重要な情報や傾向を抽出することができます。
 テキストマイニングは、コンピューターが自動的にテキストを解析し、単語や文章の意味や関係性を理解しようとする方法です。これにより、情報を効率的に分析することができます。

1、授業での活用方法

①まずは、授業の「振り返り」に使ってみる。(キーワード抽出)

「(算数)合同な三角形と四角形の授業の単元の終わりで使用」…1枚のシートに同時に書かせる。
(コラボノート EXの操作画面)
テキストマイニングした結果がこちら↑
(コラボノート EXの操作画面)
頻出単語がよくわかるため、全体の振り返りに使える!
(コラボノート EXの操作画面)

 テキストマイニングで出てきたキーワードを問い返すと、全体での振り返りができます。この単元で「特に大事だと思ったことは?」というテーマで振り返ったため、「三角形の内角の和が180°である」ということに類するものが多かったです。

②子どもたちのアンケート調査の分析に使える!


新聞やポスター作りのために学級にアンケートをとる場合など、ありますよね?そのときにGoogleフォームでアンケート調査し、その結果をテキストマイニングさせることにより、短時間で膨大の量のデータを分析することができます。(上記のようにイメージマップ化することもできるため、聞き手に対してもわかりやすくなることでしょう!)

2、まとめ

 個人的には、教科の見方・考え方を働かせるためにも、授業の導入で使えるとも思っています。問題をどのような視点で見たのかを共有し、どのような考え方で考えたかということも共有され、さらにキーワードが浮かび上がることで選択肢を絞っていく(焦点化)が可能なのではないかと思います!
 今後、活用していって、またお伝えします!


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