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小学校教員のICT活用術⑤〜QFTは本当に面白い!!〜

1、みなさんは、QFTという授業を知っていますか?

アメリカ発祥で、日本語訳された本も出版されています。
(詳しくは調べてみてください!)

登場人物(テーマ)に対してオープンな質問(「なぜ〜?」)をたくさん考え、その中から重要な質問を3つ選ぶ。その答え(もしくは選んだ理由)を考え、考えたことを自分たちの生活にどう生かすかを考える。

↑「考える」がたくさん出てくるように、授業の最初から最後まで子どもたちが、考え、議論します!!

2、QFTを授業に入れようと思ったのは、当日の朝(笑)


 私は前任校でこの研究をしている大学教授の研究協力をしていました。
 ある日、学校への出勤途中、このQFTをふと思い出しました。「アナログでホワイトボードや紙とペンを使っていたときよりも、今ならICTを使ってより効果的に授業をすることができるのではないか?」と。
 そこで、5年生の道徳を両クラスとも担当しているため、まずは自分の学級で実践。シートを工夫しなければやりづらいことがわかりました。その後、給食時間にすぐに作り直し、再度隣のクラスで授業!だいぶ改善されました。
 そして、道徳をこの授業にしたところ、多くの子どもたちから楽しかった!!という声が聞かれました!今後もやっていきます!

コラボノート EXの操作画面。CANVAでテンプレート用のPDFを作成し、それを背景にした。

作成した背景のPDFはこちら↓

3、今後にも期待!

 今回の授業は、本来のQFTをマイナーチェンジして実施しています。本来のものをやると、中々時間も足りなくなるので…!これから先、子どもたちがこの授業スタイルに慣れてきて、質問のスキルが磨かれたり、より探究できるようになることを楽しみにしています!


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