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noteは好きなことを書くべき!多様性VS偏見、この矛盾どうする?

noteを書いたり読んだりして思ったことがある。

それは、個人の色が出ているnoteは面白いということ。その人らしいものであるから読みたいと思う。その人の心の中を、のぞき見できるから面白い。

その個人の色には「偏見」が隠れている。自分の持っている偏見を素直に書いている人ほど、人間味があって面白い。

そこで私はあることを思った。「私は、マイノリティや多様性をnoteに書いていることがあるけれど、そんな奴が、偏見のある文章を書いていいのか?」ということだ。

この問題を解決するには、自分の矛盾と向き合う必要がある。

▶エッセイを書く上でぶち当たる壁「偏見」

いざ、自分の色を出した変態的な文章を書こうと思ったら、多様性を語る人間という自分のスタイルとの差を感じた。

マイノリティや多様性を語っているのに、「こういう見た目の人のこんなところが好き」みたいな話を書いていいのか?何だか矛盾していないか?とちょっと悩んだ。

マイノリティや多様性は、文学や芸術・芸能といった自己表現で広く見いだされていく。一方で、自己表現には偏見が付きまとう。組み合わせ次第でどちらともなりえる。

その例として、以前note に「お笑い」のマイノリティや多様性について書いた。

つまり、noteという文学のようなもので、多様性を語ろうとすること自体が、時にリスキーなのかもしれない。表裏一体、両極端、そんな言葉が頭に浮かんでくる。

答えのない、この「矛盾」をどう対処するか……。


▶矛盾こそ人間の姿である

自分の思ったことを赤裸々に文章を書くのかVS自分がよく分かっているはずのマイノリティや多様性に則り、いわゆるコンプライアンスに常に慎重になって文章を書くのか

矛盾の戦いが始まった。

こういった答えのない問題は、正解や間違いもない。自分に問うてみる。

私は嘘をつくのがとても苦手だ。それに私は、熱心な活動家かというとそうではなく、かなり緩い。

私は「そういう人もいるんだな」精神を大切にしている。人に思想を強要して言動を強制をするというより、完全に理解はできないかもしれないが寄り添うことは必要だよね、という考え方だ。

それこそ、セクシュアルマイノリティに対して「変だ」と感じることを真っ向から頭ごなしに否定しようとは思わない。

なぜなら、昔は私自身がセクシャルマイノリティに対して「変だ」と思っていた人間だったからだ。

まさか自分がセクシュアルマイノリティだとは思わなかったし、明確に気が付くまでには、多くの人との交流、自己体験、積み重ねがあった。経験値を経て今がある。

だからこそ、「変だ」と感じる人の気持ちも分かる。人は変化する生き物だ。どこか割り切っている、そういう考え方なのだ。

ともすれば、矛盾を持ちながら成長していくことこそ人間の魅力とさえ言えるかもしれない。ギャップ萌えなんてのも、言うなれば矛盾の真骨頂である。拮抗しているから人間らしくて魅力的なのだ。

矛盾を抱え、変化し続ける、そんな生きている姿が魅力的に見えるのは、ある種当たり前のことだ。


▶素直にnoteを書こう

そうやって思考を巡らせてみた結果、自分のスタイルとnoteに書きたい言葉が、もし矛盾してしまっていても、臆することなく素直に書こうと思った。

書いたnoteを次の日に見たら、
「げ、なんじゃこりゃ。お前これで多様性を語るのか!?」
と思うかもしれないが、それも成長過程ということで良いだろう。

配慮できることは配慮すべきだ。でも、いわゆる黒歴史じゃないけど、その時の自分自身を記録しておくことも、良い思い出になるかもしれない。


常に自分に問いかけながら、矛と盾のバランスを調整していくことが解決策の1つである。


▶まとめ

・自己表現には「多様性」と「偏見」どちらも付きまとう。

・多様性VS偏見という矛盾にぶつかってしまった表現者は、答えがない問題なので矛と盾のバランスを調整していくしかない。

・でも答えのない問題には、正解不正解はないので、気にしすぎない!

私はちょっと気にしすぎてしまったのかもしれない。

こうやって文字にすることで頭の中を整理できた。それこそ、こういう自分の整理といったnoteの使い方もアリだなと思う。

もっと軽い気持ちで文章を書いてみてもいいのかな、なんて今日の私の気持ちを記しておこう。


🌈最後までお読みいただきありがとうございます

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