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広報組織を立ち上げて10年の節目を振り返ってみる

4月に息子が保育園に通いはじめ、職場復帰してから約2ヶ月が経ちました。

たっぷり1年間の産休・育休をいただいて、ひさしぶりに戻ったウエディングパークの仕事は、毎日充実していてそれはそれは楽しくて、家庭と子育てとの両立に目が回りそうになりながらも、日々ワクワク嬉しい気持ちで過ごしています。

復帰後の仕事は、産休・育休前と同じ、広報・ブランディング系部門の責任者です。
実はウエディングパークに広報部門ができたのは2013年で、今年が10年の節目。いい機会なので過去の10年を振り返り、これからのことなんかも少し書いてみたいと思います。


まずは組織を立ち上げた2013年

当時ウエディングパークという会社は今よりもずっと小規模で、私は結婚準備クチコミ情報サイト『Wedding Park』のWEBディレクターをしていました。
結婚するおふたりが、結婚に関する情報収集や結婚式準備を楽しく便利に行えるように、サービスやコンテンツ作りをすることに邁進していましたが、もっとたくさんの方に知ってもらい、サービスを使っていただくことはできないかな?と色々考えていたなかで、経営陣に提案したひとつが、広報組織を立ち上げること。その頃は、今でもうちのチームを支えてくれているsegawaちゃんが他の仕事と兼務しながら広報担当をしていましたが、独立した広報の部門はありませんでした。

提案内容を聞いた経営陣が「やってみたら」と背中を押してくださったので、さっそくsegawaちゃんと何名かのメンバーで、広報組織を作りました。


担当領域を拡大し続けた10年

組織を立ち上げたものの、
良くも悪くも「広報」を全然知らなかった私たち。

当時の私たちの想いに共感してくださったPR会社さんに広報のイロハを学びながら、
CDや書籍を創ったり、CMやOOH広告をやってみたり、YouTubeやったり、イベントやったり、ウェビナーやったり…
「結婚を、もっと幸せにしよう。」という理念を体現することであれば、何でも!と、自分たちを枠にはめることなく取り組んできました。

しかし多くのことを手探り状態ですすめてきたので、失敗経験も数知れず。過去10年のプレスリリースを眺めていると、あれやこれやの珍エピソードが思い出されて反省したり、恥ずかしくなったり、笑ってしまったり。
いやはや、色々ありました。
これまで関わってくださった皆さん、本当にありがとうございます。

コロナ禍で生まれた「Wedding Park 2100 –ミライケッコンシキ構想–」プロジェクト

私たちのチームの歴史を語るうえで欠かせないのが2021年にスタートした「Wedding Park 2100 –ミライケッコンシキ構想–」プロジェクトです。

当時、新型コロナの流行で「外に出られない」「集まれない」の影響を大きく受けていた結婚式の未来を構想するべくはじまったこのプロジェクト。
プロジェクトの一番大きな柱は、結婚・結婚式のミュージアムを年1回の頻度で実施することでした。

毎年のイベントのことを書き始めると、
この記事が巻物級になりそうなのですが(笑)
テーマだけ、かいつまんでご紹介させてください。

初年度のイベントテーマは「2100年の結婚式」

Wedding Park 2100の2100とは、西暦2100年のことです。

初年度は、
結婚式の歴史から(カコ章)、
コロナ禍で変わった結婚式のカタチ(イマ章)を一気に見渡してから
「2100年の結婚式(ミライ)」章で
作家の又吉直樹さん等、14名のクリエイターの皆様の考える「2100年の結婚式」を体験できる、そんな展示を行いました。

結婚式の本質とは何なのか、そんなことを考えてもらえる内容になったと思います。


2年目はときめき溢れる「100色の結婚式−2100年までにカタチにしたい100のこと−」展

このころは、ずいぶんと世の中の空気も変わってきて、
結婚式の実施も回復してきていましたし、
結婚式の作り手側の空気も「次に行こう!」というチャレンジングな明るいものを感じられるようになっていました。

これからもっともっと多様になっていってほしい結婚の形、結婚式の形。
そのための未来への提案を、花畑をかき分けるような会場で体験してもらった2年目。一歩踏み入れるだけで結婚式の未来に気持ちが高揚する空間だったと思います。


3年目は遊ぶようにウエディングが体験できる「Parkになろう −結婚式は未来の新しいパブリックに−」展

そして最新の3年目!
ウエディングパークが、本当に「Park」をつくってしまった!という記念すべき回でした。初めての屋外会場での展示、東京&大阪の2拠点での開催。企画メンバーにとってもチャレンジングだった3年目は、来場者も過去最高の2,000名を突破し、賛同企業・団体数も413という一大イベントになりました。

このとき私は育休中だったので、家族でお客さんとして参加してきたのですが、0歳の息子も、結婚にまつわるメッセージが混ざったボールプールに夢中。まさに老若男女が遊ぶようにウエディングに触れられる、そんなイベントでした。

子どもに大人気だったボールプール。言葉がわかる年齢のお子さんは「結婚ってなぁに?」と親御さんに質問している様子もあったみたいです。



こんな感じで、毎年テーマを変え、年々規模が大きくなり、
たくさんの賛同企業・団体さま、コラボレーションしてくださったクリエイターさまのおかげで、カラフルな「ミライケッコンシキ構想」を続けてこられたこの3年間。

「Wedding Park 2100」は、私たちのチームの代表的な仕事のひとつになりました。4年目となる次の企画も、今、チームでわくわく、考え中であります。


2023年5月部門名を『ブランドクリエイティブ本部』へ

そんなこんなで、広報組織で色んなことをやってきたこの10年。

これからも私たちのチームは、
枠を超えた色んなブランドコミュニケーションをやっていきたいよね!ということで、
5月に部門名を『広報PR』から『ブランドクリエイティブ本部』に変更し、これまでの広報PRチームメンバーは、すべてこのブランドクリエイティブ本部所属になりました。

これまでの延長線上のことももちろんやりますし、
新しいこともどんどんやっていくつもりです。

この部門名変更が私たちにたくさんの新しい出会いをもたらし、
ウエディングパークをまだ見ぬ新しい、美しい未来へ連れていってくれますようにと、願いを込めて。

なんだかとっても長くなりましたが、
私はこれからの人生で、
子育てと、「結婚を、もっと幸せにしよう。」の実現を両方、
思い切り、頑張っていくつもりです。

チームのみんな、あらためて、一緒に頑張っていこうね!
社内の皆さん、社外の皆さん、たくさん共創させてください!
これからもどうぞよろしくお願いします!






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