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医者という病

はじめて行った書店で
最初にチェックするのが
売上ベスト10のPOPがある処( *´艸`)

この書店では
どんな本が売れているのか?

そんな想いでチェックしています。
 
そこで見つけたのが、
此方の本でした。


著者:和田秀樹
発行所:株式会社扶桑社

■    目次

まえがき
第1章        専門医という病
第2章        大学病院という病
第3章        薬という病
第4章        検査という病
第5章        医学部という病
第6章        医者という病
第7章        医者に騙されずに幸福な人生を送るために

■    視点を変えてみたとき

医師の和田秀樹先生が
執筆されている本。

医療系人材紹介エージェントとして、
自分の知っている医師の世界と、
和田先生が書かれている内容を読んでいくと、
“あれ?私もしっかり転職沼ヌーマヌマ
╰(°ㅂ°)╯沼╰(°ㅂ°)╯ヌーマヌマに陥っている?”
と思ったのが、正直な感想です(笑)

医師の転職をサポートする上で、
専門医はお持ちになっていた方が良い。

ということは、 NOTEブログでも
書いてきております(*^_^*)

実際、転職活動をしたとき、
医療機関は、専門医の有無をみています。

しかし、この本を読むと、
???となってしまうのです。

いつも見ていた世界が
視点を変えると
こんな風に見えるんだということを
知った本です。

だからと言って、
医師の転職をサポートする立場からは、
従来通りの対応と、経験値から
医師の皆さんのサポートをして参ります。

■    治療+α

この本を購入して、
電車で移動していたとき、
ご高齢の女性二人と
席が隣同士になりました。

お二人の会話は
自然と耳に入ってきます。

最近の身体の調子から
自分のかかりつけ医に対する
お話をされていました。

“愛想がないのよ、あの先生。
不愛想な処が嫌なんだけど、
薬が欲しいから通っている。“

“私は変えたわよ、クリニック。
いちいち年齢の確認されるのが嫌で。
今の処は遠いけど、仕方がないと思っている。“
 
クリニック開業支援もしているので、
患者さんの生の声は大切と思いながら
乗っている間、20分位聞いていました(笑)

そうか、
そんな処を患者さんは見ているし、
気になるんだと。

身体の調子が悪いから、
薬が欲しくてクリニックに来ている。

薬だけ貰っても満足度は低く、
血の通った対応も欲しいんだなと。

血の通った対応というと大袈裟ですが、
自分に寄り添ってくれたかどうかの対応は、
治療云々よりも患者にとっては大事なことで、
その対応の印象そのものが、かかりつけ医や
クリニックの印象になるんだなと、
このお二人の会話を聞いて、
改めて実感しました。

■    こんな方にお薦め

医療系人材紹介エージェントになって
心がけているのは、体調を崩さないこと。

医療費のことを考えてとか、
医師の負担にならないために、とか
そんな殊勝な気持ちは毛頭ありません。

患者として
医師と接するのは嫌だからです(笑)

だから体調管理には気を付けています(*^^)v

万が一、自分が病気になって、
かかりつけ医を持つ必要がでてきたとき、
どんな医師にお願いしたいのか?
こんなことを言われたけど、
そのまま受け取って良いのか?
セカンドオピニオンは受けるべき?

そんな事態が自分の身に起きたとき、
自分で判断ができる様に、
この本を読んでおかれると、
自分で納得のいく決断を
下せるのではないかと
思いました。

自分の身体は自分で守る。

自分に必要な情報を知っておく。

医療に対して、
多方面の情報を持っておく。

自分の人生をより良く生きる為には
自分の病気も、医者任せにせず、
ヘルスリテラシーを意識し、
自分が主体的に選択していく必要がある
と感じている人に、この本をお薦めします。

以上


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業界あるある

医療系人材紹介エージェント。日々、医師や看護師さんとお目にかかり、思うことや、自分がお邪魔して、こちらに人材を紹介したいな~と思う、医療機関さんが募集している人材情報を掲載していきます。あとは、自分の趣味のダイビングのことも書いて参ります。医療系で海好きの人と繋がりたいです。