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「鴨川ホルモー」の万城目学先生を目の当たりにして感動した話:やっぱ俺文学が好きだ!
最近仕事のせいか、あんまり有名人にあってもそんなにテンションの上がらない私。
しかし、この日ばかりはテンション爆上げ!
なんと「鴨川ホルモー」の万城目学先生が目の前にいるのだ!
そんなのサイン会にいけば良いじゃんというみなさん。
まあ、そうかもしれないです。
ただ、今まで小説は読んでも、サイン会とかそういうのに行くのは性に合わないと感じていた私がいる。
なんでかって。。。
行く意味がわからなかった。
だけど、こう大学受験のきっかけを作ってくれたような作家を目の前にするのはこみ上げる感情の強さが比較にならない。
(結局、受験は失敗したが・・・)
それでサインまでしてもらったわけだが、
いつもなら買ったらすぐに読み始める私だったが、
この時ばかりはサインが貴重すぎて宝物を抱えるように
家に帰った。
何年振りだろう・・・
こんな感覚・・・
まるでお宝を手にしたかのような気分だった。
それで今回紹介されたのは、万城目先生の新作エッセイ「べらぼうくん」だ。
京大法学部卒。30才間近で「鴨川ホルモー」でデビュー。
私とは程遠いエリートで天才と思っていたが、この作品を読んでその印象も変わった。
こんな文才を持った人でも苦労するのだと読んで実感した。
なんとなく、自分にも似ている気がしたし(気のせい)、
なんだか自分も文豪に近づいても良い存在のようにようやく感じられた。
というのは、私が小説家を諦めた過去があるからだ。
もちろん、万城目先生とは比較するなど笑止千万ではあるが、
それでも文学には携わって生きていたい!という強い思いが込み上げてきた。
このまま文豪を諦めたままで良いのか?
それは良いが、私を育ててくれた日本文学に対してなんらかの恩返しはできるはずだ!
と今、考えている。
何かしらは絶対動くので、乞うご期待です。
文学のサービスは儲かるかとかは知りませんが、絶対形にはします!
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